丁寧な描写力で、チョコ砂漠を表現するとこうなるのか。
Googleの無機質な声を知っているだけに、恐ろしさもひとしおでした。
作者からの返信
lachs ヤケザケさん、ありがとうございます!
描写については、自分なりに気合を入れて書いたので、丁寧と言っていただけてとても嬉しいです!
なんだか夢を見ているような作品でした。
チョコの心の行き先が知りたいような知りたくないような……
廃棄するシーンがリアルで、その時点で少し怖かったです。
この世界にはチョコだけじゃなく、心が結晶化した砂漠がいくつもあるのかもしれないと思うとそれもまた恐ろしい……
視線の主が擬人化Googleだったのに驚きました。
だけど、よく考えればその前から不思議なことばかりなのに受け入れていたなぁと……
楽しませていただきました!
ありがとうございます。
作者からの返信
ミナトさん、ありがとうございます!
『夢』を意識して、リアルに書く部分と非現実的な部分を意図的にごちゃ混ぜにして書いたので、それっぽくなっていたなら凄く嬉しいです。
心が積もり積もって砂漠になっている場所…きっと綺麗だけど、見たら帰れないのだと夢想しています。Googleは…書いてる私もよく分からないうちに人型になっていました。
荒削りな文章ですが、楽しんでいただけたなら幸いです。
バレンタインに踊らされてGoogleに導かれてチョコの砂漠に沈む。
チョコの体と心という言い回しがとても良かったです。
そうか、どこかには何かの心が結晶化した砂漠がいくつもあるのかもしれないですね。きっとそこは、辿り着いてはいけない場所なんでしょうね。
Googleはただ聞かれたことに答えただけ。聞き取れないことには答えられない。
そんなところも良かったです。
とても面白かったです!!
作者からの返信
くれはさん、ありがとうございます!!
バレンタインデーのチョコって、もうその存在自体に念(?)がこもっている気がしたので、こんな話にしてみました。
あとGoogleを音声検索したときに感じた違和感も入れ込みました。
素敵な企画に参加させてもらえて、楽しかったです。
ああ、なんて悲しい…
知ってはいけないことだったんですね。
売り場からゴミに持っていかれる描写が超リアルで、実はラストよりそっちの方が怖かったです。
あの大量のゴミはどこへ行くんだろうと空恐ろしくなった経験を思い出しました。
世界の果てでこんな結晶になってないといいな。
作者からの返信
しらすさん、ありがとうございます。
はい…知ってはいけないことでした。
個人的に頑張って書いたところなので、売り場〜ゴミ置き場への描写が怖いと言ってもらえてすっごく嬉しいです。
しらすさんと同じように、私も(某百貨店でバイトをしていた時に)ゴミの多さにゾッとしたことがあり、その辺のなかなか言葉にできない恐怖を詰め込んでみました。
不思議な世界の話ですね。でも不思議と読みやすかったです。ラストの主人公の茫然とした、チョコの絶望に飲まれる様はその強烈な寂しさを感じさせました。
作者からの返信
佐楽さま、ありがとうございます!
読みやすいと言っていただけて、とても嬉しいです。一般的なバレンタインデーのイメージとは真逆の、寂しさや冷たさをテーマに書きました。