素敵なディナー
久々に会った親友と彼女の家でディナーを食べることになった。二人でおしゃべりを楽しみながらご馳走を食べていると、テーブルの下から音がする。でもここは1階で、この家には地下室がない。テーブルの下を覗き込もうとする私を親友が止めた。「気にしないで。素敵なディナーを楽しみましょう」ドンドン、音は止まない。「やめてくれ!」足元から声が聞こえる。親友はしゃべりつづけている。「食べないで!」ふと皿を見ると、そこには食べかけの小さな肉の塊が載っていた。忘れられない素敵なディナー。
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