応援コメント

怪談を創作する」への応援コメント

  • 面白かったです。怪異を調伏したり使役したりと、古来存在したとされる高名な霊能者と呼ばれる存在も、彼のような人物だったのでしょうか。怪談の構造を論理的に分析し、利用し意のままに操ろうとする尊大な思想はおぞましく思います。
    話が進むにつれ彼の中で巨大な怪異が着々と育っているのを感じ、読んでいてゾクゾクしました。巨大な津波が襲う前に足元がじわりと水に濡れているような、火山の噴火の前に野生動物がいなくなっているような、抗えない破滅が近づいてくる静かな迫力を感じました。
    最後の一行には特別な意味が込められていますね。

    作者からの返信

    いつもコメントを戴きまして、ありがとうございます!
    自分が考えていたことを非常に的確に読んで戴き、本当に嬉しいです。また次頑張ります。