タイトル未定の群像劇
設定編
あらすじ
とある県、とある市では奇妙な人々が闊歩する。
見た目は普通のサラリーマンだが、その実態は改造されたサイボーグ。
実の父親を興味半分でサイボーグに改造した天才少女。
世界の平和よりも実生活を重要視する変身ヒロインの片割れ。
変身ヒロインの戦いで町興しをしようとする悪の組織(町役場)。
壊滅した悪の組織で唯一生き残った最強の怪人にして、少女向けの恋愛作家(雄)。
元魔法少女にてして親権を盗られたバツイチのOL。
その他、この街で起る様々な出来事は、奇妙な連中が中心に巻き起こる。
●設定
①土地(表)
とある県、とある市。
新幹線が通る駅はあるが、周辺の発展はあまり宜しくない。
田舎というわけではないが、発展した都市というわけでもない。
大型のショッピングモールがあっても、その周辺は田園や畑が広がっている。山も多く、海はない。
観光地となるような場所はなく、特産品も様々な物を作っては失敗しているので、地味に良い物はあっても、これといった特徴はない。
中途半端に発展していないせいか、全国的に知名度は低く、県の中でも中の下程度。
②土地(裏)
昔から様々な怪異が起こりやすい地域であり、その筋の人々からは忌み嫌わている。
裏側の世界では、此処で世界の命運を左右するほどの事件が起こりやすく、世界中で起きている怪現象は、最終的にこの地で起った事件に起因されると言われているが、この街に住まう人々はその事を認識しない。
ある組織がこの街について調査を行い、「神という存在が本当にいるのならば、此処こそが神の住まう場所であり、此処に住まう神は人に害を成すか、人に感心のない人類の敵に違いない」という言葉を残している。
③アサガオ荘
家賃5万の2LDKのアパート。
和室と洋室の二部屋、風呂トイレ別、防音、ペット可、ネット設備可
二階建てのアパートで、部屋は上下三室ずつ。
101号室 田中一郎(たなかいちろう)、田中早霧(たなかさぎり)
102号室 室井今日子(むろいきょうこ)
103号室 パーフェクトビースト・キマイラ
201号室 犬養士郎(いぬかいしろう)、犬養千歳(ちとせ)
202号室 空室(早霧の実験室)
203号室 空室(早霧の実験室)
大家 佐久間玲奈(さくまれいな)
④町役場
とある市の町役場。
様々な町興しを行ったが、どれもいまいちな結果しか残らない。
そこで町役場では突如として現れた二人組の変身ヒロインの存在に目を付けた。
変身ヒロインがいても、この街は基本的には平和そのものなので、彼女達がいても宝の持ち腐れになってしまう。ならば、こちらで悪の組織を用意すれば良いという結論に至った。
役場内に悪の組織室という部署を作り、そこに配属された職員が悪の組織に扮して街の至る所で悪の限りを尽くす、という設定を基本として、変身ヒロインと対決する為に作り出された。
⑤悪の組織(仮)
町長の思い付きで始まったせいで、具体的な設定がきちんと出来上がっていない。
だが、以下のルールは最低条件として決まっている
1、住民達には直接的な危害は加えない。
町興しとして始めたのだから、街の住民達に害が及ぶのはタブー。
仮に想定外の事態が起きて、住民に害が及んだ場合は役場が保証する。
2、変身ヒロインと対決した時は必ず負ける
正義の味方は負けてはいけない。だから、どんなに彼女達をピンチにしても、必ず逆転の手段は分かり易くする事。もしも彼女達が負けそうな事があれば、こちらが勝手にピンチになるようなアクシデントを発生させる。
3,変身ヒロインの二人の私生活には決して影響を及ぼさない。
彼女達の正体は既に判明しており、彼女達は学生であることを考慮して、学校に通っている時間では悪さはしない。また、修学旅行やテスト期間、文化祭などの学校行事がある場合、彼女達の私生活に邪魔になると判断した場合は、悪事を行わない。
⑥変身ヒロイン
マジカル天使ダブルエンジェル。
高校生の榊原瑠璃(さかきばらるり)、北条凛(ほうじょうりん)の二人が、異世界から現れたミーナという喋る小型犬(妖精)から、魔法世界が悪の組織に襲われ、救う為に力を貸して欲しいという願いを受け、伝説のマジカル天使になった。
だが、敵は何時まで経っても襲ってこない。変身能力を手に入れても、特段やる事はない。更に二人は基本的に無理矢理に力を渡されたので、世界を守る気も皆無。
そこに現れた悪の組織(仮)と流れで戦う事になってしまう。
北条凛については、悪の組織(仮)の職員が直接彼女のもとに出向き、戦いのスケジュール管理を行ってる。
⑦ゼクス
数年前まで世界中で暴れまわっていた本当の悪の組織。
この街とはまったく関係ない場所で暴れて、まったく関係ない場所で正義のヒーローによって倒された。
⑧ダークサイド
十年以上前、世界を滅ぼす存在として現れた邪神。
その頃に活躍していた魔法少女の手によって倒されたが、その戦い事態が世界の秩序を揺るがしかねないという事で、当時の権力者達によってその事実を封印された。
だが、完全に滅ぼされたわけではなく、その残滓が異世界に渡り、ミーナの住んでた魔法世界で力を取り戻し、魔法世界の破壊を開始した。
ミーナが逃げ込んだ世界が、かつて自分がいた世界である事は知っているが、自分の滅ぼした魔法少女の力が自分よりも強大である為、手出しをしないようにしている。
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