私の妄想墓場を晒したい

禁煙止メ太郎

転生者を殺すだけの簡単なお仕事

設定編

あらすじ

とある世界は一人の聖女によって救われた。だが、多くの者は知らない。聖女は異世界より転生してきた存在である事を。

それは滅ぼされた悪神によって引き起こされた大罪であり、存在してはならない。

転生者を始末する狩人ジャンクは、罪を犯した死神バラッドを相棒に、聖女を殺す為に異世界に降り立つ。




●設定

①異世界が無数に存在し、その一つ一つに神がいる。

 無数に存在する世界の一つ一つに神がいる。基本的に世界に直接手を出す事は出来ない。神が手を出すと世界を構築するシステムに欠損が生まれ、最悪の場合は世界が消えてしまう事がある。

 神=管理者、運営者という認識になる。ただし、世界が崩壊するレベルの事態が起こった場合は、特例として神は自らの魂で英雄を作り出し、その英雄にすごい力を与えて世界の平和を守る権利がある。

 仮に世界に魔王が生まれて、その魔王が世界を征服した場合も、世界としては継続している状態になる。ただし、魔王が世界を滅ぼすという選択をした場合、世界は破壊され、神は自分の世界を失う事になってしまう。

 世界が崩壊した場合、かつ神が世界の管理者としての権利を破棄した場合は『廃棄神』というレッテルを張られ、次の世界が生まれるまで神専用の牢獄に幽閉される。

幽閉される理由としては、神が他の世界に手を出す事はご法度なので、それをさせない為の処置となる。


②悪神

 上記に記載した神が他の世界に手を出さないというルールが生まれるより前に存在した神。この神は他の神々が自分の世界にちょっかいを掛けたせいで自分の世界を失ってしまう。この時代では世界を失った神は次の世界が生まれるまで、のんびり待っているのが普通だったのだが、この神はそれを良しとはせず、やられたからやり返すの精神で他の世界の均衡を崩そうとした。

 世界を均衡を壊す方法として選んだのは、別の世界で死んだ者の魂を他の世界に転生させるという方法を取る。別世界の魂が存在しても、基本的には大した事にはならないが、その神は自分の力を魂に分け与え、強力な力と同時に世界を破壊する種を植え付けられる。

 そんな方法で無数の魂をばらまいた事で、他の神達によって討伐される事になる。だが、討伐される前に転生者の魂に、自分の体の一部になるシステムを搭載する事で、何時か復活する手順を作り出した。


③神託会議

 悪神が現れた事で、きちんと話し合ってルール決めないとやばくね、という事になって各世界の神々がルールを作り出す為に生まれた場所。ルールが定まった後、悪神への対処をする為の場所として利用されており、各世界から選別された神が集まり、転生者への対処を決めている。


④転生者

 その世界に本来は存在しない魂。悪神が他の世界の魂を運んで、他の世界に放り込む事で世界の破壊を目論む。転生者は自分が悪神のせいで転生した事も知らなければ、基本的に自分の意思で行動をする事が出来る。まともな人はまともなまま、やべぇ奴はやべぇ奴のまま、その世界で生きる事が出来る。ただし、この転生者はその世界の神は手出しが出来ない上に、その世界のルールに縛られない力を持っている為、仮にその世界の神が自身の魂で強力な存在を作り出しても、討伐するのは難しい。

転生者は死後、悪神の一部になる事が決まっており、一部になった時に魂が破壊され、存在を失ってしまう。


⑤死神

 悪神の出現により、神々は自分の世界の魂をきちんと管理する必要が生まれた。もしかしたら、転生者が混じっているかもしれない。あるべき魂が悪神によって別の世界に運ばれてしまったかもしれない。そうなると色々と面倒なので、魂を管理する者を作って、そいつに管理させようとする。

 死神は神から生み出された魂の管理者であり、基本的にその世界だけでしか存在する事が出来ないが、中には複数の世界を移動できる死神もいる。その死神は魂の管理をするのではなく、悪神の対応する為に生まれた特別の死神となる。



まとめ

①世界は沢山あり、一つ一つに神様がいる。

②神はその世界の管理者であり、世界が無くなるとぷー太郎になる。

③昔の不良神の被害者である神が、ぶちキレて悪神になる。

④悪神は他の神にフルボッコにあって消滅するが、最後っ屁で復活の機会を待つ

⑤転生者は害悪

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