第26話 戦場
<戦場>
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「いてぇ……」
ジェイドはAI警察の銃を受けていたが、自身の鎧によって守られていた。
銃の威力が強く少しの間気絶をしていたが、
目を覚ますとすぐにAI警察に青い水晶をかざした。
AI警察は一瞬止まるが直ぐに動き出す。
その動きに合わせてジェイドはキースから与えられた熱線銃で
AI警察に攻撃をした。
ズドドドドドドドド!
AI警察はバタバタと倒れていく。
「さすが、キースの野郎が作った武器だ!
命中率、そして何より威力が凄いぜ!」
ジェイドは通信を繰り返し、やっとライには繋がった。
「ライ、無事か?」
「ジェイド将軍、何とか無事です!
三十分効果があるはずの青い水晶ですが効果が無く、
熱線型ライフルで攻撃をしながら逃げている状況です」
「ライ、青い水晶をかざした後に少しの間だけAI警察は動きが止まる、
その隙に攻撃を仕掛けろ!」
「将軍、承知しました!
その方法でやってみます!」
「ライ、親衛隊の意地を見せてやれ!
ロックの奴にも連携をしてくれるか!
私は姫のもとに向かう!」
そう言うと、ジェイドはすぐにサラとヒョウの元に向かった。
「キース頼むぞ! これ以上、長引くと我々も持たない……」
金色の塔を見つめるとジェイドはそう呟いた。
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