戦闘開始! 妹魔王ルルコちゃん!
「ちょろちょろオジャマな女神サマ達は下がっててクダサイねー♪ ケガしちゃっても知りませんよっ? えいっ♪」
軽く悪口を言いつつ、ぎゅるるるるうんっ!と、
SUGEEEE! その細っこい腕のドコにそんなパワーがあるのやらっっ!
「じゃあ、行っくよー♪ 爆速っ!」
ぎゅわあっ!
目にも止まらない速さで突進っ!
ここは魔法刀で防御ですよ、黙って殺られるワケにはいきませんよー!
「抜刀っ! 白月っ! 黒月っ!」
しゅるりらりんっ!と鞘から解き放たれる魔法刀っ!
おおっ! ちょっとカッコいいかもっ!?
と、そこに迫るルルコちゃん!
だがしかし!
「その技は見切ったでござるよ、ルルコ殿っ!」
ギャリリィンッ!
うおっ!
ムラサメさんが、俺の目の前で
直刀と
あっつ!あっついですよー!
初めて会った時もそうだったけど、やっぱSUGEEEEですよ、くのいち勇者っ!
「えー? もう見切られちゃったのお? スゴいなあっ♪ くのいちさんって、レベルはいくつなんですかあ?」
「敵に己の情報を漏らすなど、
お教えするワケにはいかんでござるっ!」
ギャリギャリと
「わあ♪ やっぱりカッコいいな、くのいちさんっ♪ じゃあ、これはどうかなっ?
ふわっと白いワンピースがめくれて、ルルコちゃんの小さなお尻の辺りから、にょろりと出ましたよ
でも、これはっ。
「おーい、ルルコー。ぱんつ丸見えだぞー?」
「えっ? やだもうっっ。変なコト言わないでようっ、ヤンキーのおばちゃんっ」
「誰がヤンキーのおばちゃんだコラっっ!」
フィルフィーの言う通り、おぱんつ見えちゃってますよ、ルルコちゃんっ。
でもそんなのはお構い無しってカンジですよ!
「それそれー♪ どんどん伸びろ
「あっ!? で、ござるっっ!」
ルルコちゃんの掛け声で長く伸びて、生き物みたいにムラサメさんの身体に巻き付く
一瞬過ぎてムラサメさんは反応が遅れちゃっいましたよー!
あっという間に捕縛されて、きゅきゅっ!と締め上げられちゃってますよ!
って、これはっ!
むむむムラサメさんの推定Fカップっぷの、たゆゆんなオパイがっ!
むにょにょんっ!ぼよよんっ!てなっちゃって、エロスなコトにっっ!
って、こここれはっ!!
SMプレイにある縛りの基本的なアレですよっ!
普通に生活してるとこんなの無縁だけど、エロゲとかエロマンガとかエロアニメではよく見かける縛り方ですよー!
なんてアダルトなコトしちゃうんデスカネ、ルルコちゃんっ!
「わあー♪ くのいちさんて、おっぱいおっきいですねえ。ルルコはぺったんこだから羨ましいなあ。ねえ、ラーフィアさんっ?」
えっ!?
ちょっとルルコちゃんっ!?
いきなりナニをラーフィアちゃんにぶっこんじゃってるのかしらっ!?
「ラーフィアさんもぺったんこだから、ルルコの気持ち、わかってくれますよねー?」
「『アハハー。そう、DEATH、ねっ……っ』」
うおお、久々に出ましたよ、ラーフィアちゃんのイケボですよー!
『です』が『DEATH』に聴こえるのは気のせいなんかじゃないデスよ!
ラーフィアちゃんにその話はタブーなのですよ、ルルコちゃんっ!
「ラーフィア様を侮辱する事は許さんぞ、ルルちくりんっ!」
「そうですよおー? 今はこんなでも、まだまだ見込みはありますよお。たぶん。アハー♪」
「こんなってナニよ、こんなってっっ!」
きゃいきゃいと騒いでますよ、カシマシ三人女神様達っ!
レイルさんはともかく、フェイリアちゃんは火に油を注いじゃってませんかねっ?
こっちは真剣なんだから、ちょいとお静かに願いますよー!
「ねえねえ、もう動けないでしょ、くのいちさんっ♪ でも、まだまだ締め上げちゃうもんねー♪」
まるで蛇みたいに、ムラサメさんをグイグイと締め上げていく
さささらにっ!
にょろにょろ伸びながら、ムラサメさんのボディーに絡み付いてってますよー!
これはっ!
エロゲとかエロマンガとかエロアニメでお馴染みのエッチなプレイみたいになっちゃってますよ、触手プレイってヤツですよー!
「あっ♡ そこはダメっ!でござるっっ♡」
「やだもうっ、変な声出さないでよ、くのいちさんっ!」
「ああんっ♡ でござるうっっ♡」
おおおっ!
良い仕事ですよ、ルルコちゃんっ!
って、イヤ違うっ!
勇者仲間が危険でデンジャラスな目に合ってるのに、目の保養をしている場合ではナイっ!
「『ヒカリちゃん?お顔がゲスいんDEATHけどっ?』」
「おえあっ!? イヤそんなっ!?」
冷ややかなアイシーな目で、さらにイケボなラーフィアちゃんっ!
うごおお、ここは誤解無きようにしないとですよー!
勇者仲間として、ムラサメさんを助けなきゃイケナイ場面ですよー!
「今助けるからね、ムラサメさんっ!
舞い踊れっ!白月っ!黒月っ! うにゃあっ!」
俺の指示でぎゅわわっ!とプロペラ回転しながらブッ飛んでく、ふた振りの魔法刀!
白月は
「あれえ? 人質がいるのに攻撃するのお?」
「ヒカリ殿っ!拙者に構わず攻撃をっ!あっ♡」
なんとも切ない顔しちゃってますよ、ムラサメさん。今助けますからねー!
「ボクだってやる時はやるんだよ、ルルコちゃんっ! うにゃあっ!」
目的の為ならば、どっちかが捕まっても遠慮はしない。と、勇者同士で話し合ったのですよ!
だから、
魔法刀を操る時に大切なのはイメージ!
イメージですよー!
白月は急旋回っ!
黒月は急上昇からの急降下っ!
きゅるるんっ!と、イメージ通りに舞う刀!
これは、いける!いけますよー!
ギャリィンッ!
「うにゃっ!?」
んっ?
うにゃ?
って言ったよね、ルルコちゃん。
なんかヘンな声出しちゃう
白月の威力に驚いて怯んだ隙に、すぱあっ!と黒月で
見事、ムラサメさんの解放に成功ですよ!
やりましたよ、男の
きゅるるるん、しゃきんっ!と、鞘に戻る魔法刀! おおー!カッコいい!
しゅたたっ!と間合いを取って構え直すムラサメさんの頬がほんのり赤いですよっ。
「助かったでござる、ヒカリ殿っ! ますます惚れちゃったでござるようっ!」
「えっ? イヤ、そんなっ。ボクは、ただ必死だっただけだよっ?」
「拙者のあられもないハズカシイ姿を見られてしまったからには、もう、ヒカリ殿に嫁ぐしかナイでござるねっ♡」
「えっ!?」
「責任はとってもらいますでござるよっ♡」
「せせせ
って、俺はなんもしてないんですけどっ?
ルルコちゃんの
「あいたたた……なかなかやるじゃない、お兄ちゃんっ。手が痺れちゃったよー♪」
ぷらぷらと細い手指を振ってるけど、ぜんぜん余裕みたいですよ、ルルコちゃん。
俺はけっこう必死なのに、手が痺れたと言いつつ笑顔で楽しそうじゃないですかっ!
「まだまだこれからだよねー♪ えいっ♪」
ぎゅるるるるるうんっ!と!
さっきよりも高速回転で
周りに小さなつむじ風が巻き起こっちゃってますよっ!
つむじ風にあおられて、ふわりとめくれるルルコちゃんの白ワンピ!
となると、必然的にっ!
「おーい、ルルコー。またぱんつ丸見えだぞー?」
「やだもうっ。余計なコト言わないでよ、ヤンキーのおばちゃんっ」
「誰がヤンキーのおばちゃんだコラっっ!」
やっぱり恐いもん知らずですよ、ルルコちゃん。またまたフィルフィーを『おばちゃん』呼ばわりですよー!
でもちょっと面白いから、そのままおばちゃんって呼んでくれちゃってもイイですよ!
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