披露宴の女神様!
ポプラールさんの声のコトも気になりますがっ。
いよいよ、お待ちかねの披露宴!
みんなで二人の女神様の門出を祝いますよー!
◇
新婦新婦の入場、挨拶と続き、まず最初のイベントはっ。
結婚後初の共同作業、ケーキ入刀です!
なななんとっ!
ウエディングケーキはペリメール様の手作りですよっ!
一段のシンプルなでっかいスクエアケーキに、フルーツとチョコレートで
『♡Happy Wedding♡』とデコレーション!
ハートマークの中には、お互いの名前が入ってます!
なんかもう、ケーキの甘さにペリメール様の愛情の甘さが合わさって、超激甘ですよー!
でもって、ケーキ入刀はフィルフィーの木刀でっ。
「一刀両断だあっ!うらあああっ!」
「ふぃふぃふぃっ!フィルフィーしゃんっ!?」
すぱあっ!とテーブルごと真っ二つ!
でもケーキは無事ですよ。こんなケーキ入刀見たコト無いっ。
いろんな事を型破りでやってのけちゃってくれますよ、お二人さん!
続きましては、お色直し!
二人のお色直しは、
ウエディングドレスも良かったけど、煌めき感で言うと
そのまま、ささやかながらのお食事会に。
ブライズメイドの俺達もパタパタと走り回ってお手伝い。
なんか、ホントのメイドさんみたいですよ!
新婚の二人は各テーブルへキャンドルサービスです。
キャンドルの灯りがキラキラ反射して、それが光の粒になって
各テーブルにキャンドルの火を灯していく二人。
祝福の言葉をたくさん頂いてる二人は、終始ニコニコ笑顔ですよ!
何事もなく終わるかと思いきや、ところがどっこい!
アルレさんとエルレさんのテーブルで思わぬハプニングがっ!
「ぺリちゃんはエルレに似てぼいんぼいんねえ。ホラ、ずっしり♪」
キャンドルに火を灯そうと手を伸ばしたペリメール様のオパイを、下からむにょっ!と持ち上げるアルレさん!
なんてコトをするんですかねっ!
いくら親戚とは言え、遠慮もへったくれもないですよっ!?
「ひゃわわわあっ!?」
おかしな悲鳴をあげて、一瞬で真っ赤になっちゃいましたよペリメール様っ。
「にゃにゃにゃっ、にゃにをしゅるでごじゃいましゅかっ!アルレ
「こんな美乳を毎日揉み放題の吸い放題なんて羨ましいわね。フィルフィーちゃんっ」
「えー? まあ、そうっすねー!あたしも吸ったり揉んだりするのが楽しみっすよー!」
「にゃにゃにゃっ!にゃにを言ってるでごじゃりましゅるでしゅかあっ!」
ばちーん!
「ぷあっ!?」
炸裂っ!
久々のペリメールスマッシュがフィルフィーの口元に炸裂です!
お股おっぴろげで吹っ飛んじゃいましたよヤンキー女神っ!
あらあら、おパンツ丸見えですよー!
「あら、早くも夫婦喧嘩かしらっ?この場合って、
「ちょっと、お母さんっ!みんなの前で恥ずかしいコトしちゃダメでしょっ」
おっと、ちょっとご立腹ですよ、ラーフィアちゃん。でもアルレさんは、しれっとしたものですよ。
「それにしても、ラフィーはホントにちっぱいのままねえ」
ぺちぺちっと、ラーフィアちゃんのささやかなオパイを叩くアルレさん!
なんかどっかで見た光景だと思ったら、エルレさんと同じコトしちゃってマスよっ!
「なななっ!ナニするのよ、お母さんっ!?」
ラーフィアちゃんの銀髪が、
「まあまあ、アルレ。まだまだ成長中なのよ」
「そうねえ、エルレ。そっとしておいてあげましょうか」
「「まあ、その内大きくなるかもね?」」
ラーフィアちゃんの怒りなんてどこ吹く風ってカンジで、めっちゃハモってますよ、エルレさんとアルレさん!
さすがは双子!息ピッタリですよー!
なんか投げやりな言い方なのが気になりますがっ。
「そんなに怒んなよラフィーよう。ヒカリによーく揉んでもらえばいいんじゃねーかあ?」
「えっ!? ボクがっ!?」
ペリメールスマッシュから復活して、ニターリと下卑た微笑みを浮かべてますよ、お下品女神っ!
なんてコトをほざきよるんデスカネっ!
「ヒカっ、ヒカリちゃんにっ!?」
あらら、一瞬で真っ赤になっちゃいましたよラーフィアちゃんっ。
うおお、こんな時って何て言えばいいんですかねっ?
『大丈夫だよラーフィアちゃん!ボクが揉んで大きくしてあげるよっ』
とでも言えばいいんデスカネっ?
◇
ワイワイと楽しい披露宴ですよ。
知らない人が多いからちょっと不安だったんだけど、そんなの関係無かったな。
なんたって主役はフィルフィーとペリメール様ですからねっ。
披露宴も中盤に差し掛かった頃、おもむろに神様店長が立ち上がり。
「あー、皆様。では、ここで。ちょいとさぷらいずげすとをお呼びしたいと、おー、思いまする」
んっ? サプライズゲスト?
俺は聞かされてないですよ?
「ラーフィアちゃんは、誰が来るか知ってるの?」
「えっ? 私は知らないよっ?」
ほほう。と言うコトは、神様店長が用意したサプライズかなっ。
なかなかやるじゃないですかっ。
「あー、それでは、お呼びいたしまする。ではでは、どうぞー、ですじゃ」
神様店長に呼ばれて出てきたサプライズゲストは、ななななんとっ!
「どうもー。ですじゃ」
「「「大魔王サマっ!?」」」
ラーフィアちゃん達カシマシ三人娘が、声をハモらせてビックリしちゃってますよ!
まさかまさかの大魔王サマ!
そういや、神様店長も双子だったっけかっ。
魔王城で見た時もそうだったけど、二人並ぶと白黒の色違いってだけで、やっぱり瓜二つ!
「ホントは来るつもりは無かったんじゃがな。
姪の結婚式だし、元部下の初仕事らしいから、ちょいと冷やかしにな」
大魔王サマと神様は双子。
というコトは、フィルフィーは大魔王サマからすると姪にあたるのか。
フィルフィーが魔王城で遠慮なく大魔王サマのお尻を蹴っ飛ばしてたのって、親戚だからかっ?
イヤ、フィルフィーなら親戚だろうと関係無く大魔王サマのお尻蹴っ飛ばすだろうなっ。
大魔王サマが新婚の二人の前にすすっと歩み寄り。
「おめでとうさんじゃ。フィルマート。ペリメールちゃん。
やっぱりペリメールちゃんはエルレフランさんに似て美人じゃのう。ちょっと触っても?」
大魔王サマがペリメール様のスベスベの腕に、すいっと手を伸ばした瞬間ですよ!
「ナニしやがんでいっ!
あたしの嫁に触るなエロ大魔王っ!」
どごおっ!!
「あいたあっ!?」
なななんとっ!
フィルフィーの強烈なケツキック再びです!
大魔王サマの腰が曲がっちゃいけない方向に曲がっちゃいましたよー!
いつでもどこでも怖いもん無しのヤンキー女神ですよ、フィルフィーはっ!
いやまあ、いくらなんでも触ろうとしちゃダメですよ、大魔王サマっ!
セクハラですからねっ!
思わぬカタチで強さを披露するフィルフィー!
相手が誰であろうと、ペリメール様を守れるってコトを証明してくれちゃってますよー!
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