5.  アバター作成とスキルの選択

「では、アバターを作成していきましょう。最初の種族はヒューマンで固定ですのでご注意願います。」


 等身大の自分が目の前に現れた、設定用のコンソールも同時に出てきたのでこれをいじれということらしい。


 身長.....僕は168cmだ、あと2cm欲しい。だが身長を伸ばしたのがばれたら凄く恥ずかしい、今後の成長に期待したい。悔しいが、このままだ。


 体格.....細マッチョとまではいかないが引き締まってる方なので、ここも変更しない。


 髪.....髪型はゲームでよく見る感じの主人公ぽいのにし、色は銀色にした。


 顔.....目の色を青にしよう。後、少し輪郭をシャープにするくらいでいいか、変えすぎると違和感が出てきてちょっと変な感じかしたからだ。


 種族.....欄があるがいじれない、転生等のシステムがあるのかもしれない。

 

できた。うん、髪型と髪と目の色が変わっただけだな。まぁ、いいか。完了っと。


「完成しましたね。では、セト様のアバターを反映させます。」


うん、違和感は無いな、現実の体の感覚と何ら変わらない。


「違和感はありませんか?無ければ、スキルの選択に移ります。なお、ここで選ぶスキルはΩファンタジーの世界で獲得することが可能です。では、このリストの中から5つ選んでください。ちなみに全部ノーマルスキルですよ。派生や進化もしますのでよくお考えください。」


ふむ、後で覚えられると、リストを眺めながらふと思う。剣術や体術など現実である程度使えた場合どうなるのだろう?


「アルファリエさん、質問いいですか?現実で習得している技術はスキルとして反映されないのですか?」


「良い質問ですね。反映されます、といっても取得確率が上がったり、熟練しやすい等の恩恵があります。そのスキルに対応した行動をしないといけませんが。」


「なるほど、ありがとうございます。」


となると、現実で何もしてない技術がいいか、リストをもう一度みる。


一つ目は、【鑑定】薬草と雑草の違いくらい見分けたい。


二つ目は、【インベントリ容量増加・小】妥当かな。


三つ目は、【環境適応】レベルが上がれば化けるはず!?


四つ目は、【気配察知】不意打ち怖い!!!


五つ目は、【言語理解】コミュニケーションは大事だ。


こんなところかな、決めた後、疑問がわいた、魔法関連のスキルがないのだ。


「魔法関連のスキルって、全部レア以上なんですか?」


「気づかれましたか、魔法はレアスキルです。ですが、習得事態はそれほど難しくありません。」


「なるほど、自分で探せ、ということですか。」


「ふふ、ご想像にお任せします。スキル選択が完了されたなら、次は、戦闘訓練ですね。」



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