バイト先の後輩はゲーム友達がいない
「ナイスー」
「ナイスー」
「相変わらず強すぎなんだよなー」
「えへへ、もっと褒めてもいいですよ」
「最初落下死してなかったら、もっと褒めてたかもなー」
「そいうことは言わなくてもいいんですよ!」
「はいはい、そんじゃ俺はこの後バイトなんでやめまーす。」
「えー、次何時ぐらいからできるんですか?」
「うーん9時ぐらいかな」
「長い!もっと早く帰って来てよー」
「今はお金が欲しいんだよ」
「うー、分かりました、できるようになったら連絡してください」
「あいよ、お疲れ」
「お疲れ様ー」
Now Loading
「あ、湊先輩お疲れ様でーす」
「お疲れ」
休憩室でスマホをいじっているとそこでバイトの後輩である、
七瀬とはバイト研修の時に、俺が教育係だった頃からの付き合いである。七瀬は茶色い髪の毛を肩より少し長くしたギャルっぽさのある女の子だ。
「先輩先輩!」
「ん?」
「一緒にゲームしてください!」
「ええよ」
「早い!なんで急にとか聞かないんですか?」
「え、ゲーム一緒にすんのになんか特別な事情でもあんの?」
「いや別に特別な事情はないんですけど」
「じゃあなんで?」
「もうソロは嫌なんです!」
「友達とやればいいだろ」
「私の友達にゲームやってる子なんていませんよ!私今はこんなギャルみたいな風貌してますけど中学時代はぼっちでしたからね」
「そいうのって他人に言っていいのか?」
「いや別に先輩は他人って訳でもないですし、私と同じ学校でもないのでバレる心配もないしかりにバラしたところで別にどうとでもなるので」
「いや別にバラさないから、俺になんのメリットもないし」
多分こいつはそいう所まで分かって言っているのだろう。
「ま、そいうことで一緒にゲームやる分には全く問題はない」
「わはーありがとうございますー、これ私のIDです」
「了解、何時ぐらいからできるんだ?」
「8時位からは出来ますよ」
「あいよ、多分俺の方ができるようになるまで時間掛かると思うから、できるようになったら俺の方から連絡するわ」
「了解ですー」
そんな会話をした後、俺は休憩時間が終わり時間まで働いて家に帰った。
ゲーム好きの女の子との日常 黒白 @hiriaaria
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ゲーム好きの女の子との日常の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます