☆4th Song☆
今日こそはと終礼が終わった瞬間にカバンを抱えて勇んで教室を出ようとしたところで担任に呼び止められた。
まだ若い英語教師の担任はおどおど落ち着きなく俺を心配していろいろと話しかけてくる。そういえば始業式日の自己紹介で初担任だとか話してたな。Yシャツにスラックス、さっぱりとした黒髪ショートに眼鏡をかけた、見るからに真面目そうな担任は他の生徒には聞かれないように気遣ってか教室の角に俺を誘導し昨日の件についてこそこそと聞いてくる。
「瀬良、昨日のこと鶴岡先生に聞いたけど大丈夫か?鶴岡先生からというよりは隣のクラスの石田先生からなんだが。ほら、うちのクラス鶴岡先生の授業はないはずだし、石田先生いわくお前が鶴岡先生に屋上のカギを返しに来てたって聞いたからさ。屋上の鍵っつったらあれだろ?2組の三沢たちがなんか、軽音部だかなんかをやり始めったって話。お前、たしか部活には入ってなかったよな?あれか?もしかしてなんか巻き込まれてるとかか?大丈夫か?嫌なことは嫌だって言わなきゃいけないぞ?もし言いにくかったら先生が代わりに言ってやるからな!いや、待てよ。2組の授業も受け持ってないような俺が他のクラスの生徒に注意するのは気が引けるし、やっぱり2組の担任の先生に相談しよう。うん、そうしよう。」
ケンに負けず劣らずのマシンガントークで自己完結をする担任。
何日も前から計画していたであろうしっかりした授業内容と英文を話す際の流暢な英語を初めて聞いたときは息をのんだ記憶がある。だがしかし授業中のトラブルや授業以外ではこのようにおっちょこちょいで余裕がなく熱心で憎めないがどこか頼りない。
そんな担任の気遣いむなしく悪目立ちしていることに気づいている俺は早々にこの状況を切り上げるべく当り障りのない返事で打ち返す。
「あー…大丈夫ですよ。帰りにたまたますれ違ってなんか急いでたみたいなんで鍵預かって代わりに返しに行っただけです。」
それを聞いた担任はさっきまでの気遣いはなんだったのか大声で返事をした。
「そーか!そうだったのかー!よかったぁぁぁぁぁぁ俺はてっきりなんか巻き込まれてるんじゃないかと思って心配したぞ。あーよかった。これで鶴岡先生に嫌味言われずに済む。」
最後の方の本心は丸聞こえだけど一応小声だった。
「じゃあ、俺急いでるんで、さようなら。」
そういって俺はもう一度捕まる前に足早にその場を離れた。
「おーう!気負付けて帰れよ!」
と担任は俺の背中に手を振った。教室にまだ残っている数人のやつらの視線が痛かった。
担任に言った返事には少し嘘が混ざっていたが今日断れば嘘が事実になるから問題ないだろう。
担任に捕まったことは計算外だったがすぐに話を切り上げて教室を出たから16時までにはまだ余裕で時間は間に合う。
今日こそ、今日こそ絶対に言うぞ。
そう、強く誓ってカバンの中のドラムスティックをカバン越しに握った。
だが屋上にたどり着いて俺の絞り出した強い意志は簡単にへし折れた。
「張り紙…」
すっかり見慣れた屋上入り口の扉にはルーズリーフに油性ペンで殴り書きされた手紙とは呼べないようななんとも色気のない張り紙がされていた。
【セーラへ
今日はバイトがあるので
けえ音部は休みです
楽しみにしてたのにごめんな
あしたはやります
ケン&ムネニク
ヨシ 】
「汚ねぇ字…」
ケンが書いたであろう張り紙に向かって恨みをこめてつぶやいた。
(ムネニクの“ニク”の部分は力強く消されて“ヨシ”と書き直されていた。)
俺の声はむなしく、屋上への階段踊り場にかすかに響いた。
今更、屋上入り口前の踊り場で昼寝して帰るか、という気にもなれず。そもそも俺のお気に入りの夕寝場所はすっかり軽音楽部の機材に占領されているので眠ることはおろか、座ることすらできず、張り紙を乱暴に剥がして丸めて自分のカバンに入れた。
ひとつ大きなため息を吐いたあと、その場を後にした。
まだ16時にもなっていなかったけれど、昨日と同じ過ちはおかすまいとできるだけゆっくりと帰ることを意識しながら帰路についた。
一番てっとり早く時間をつぶせるところと言えば本屋か、と本屋への寄り道を選んで進んだ。
削がれたやる気も徐々に落ち着いてきて、でもまぁ明日はやるってことだろうから明日こそは絶対に言おうと前向きに己を鼓舞させた。
アルバイトか…
そして昨日と同じ思考に至る。
自分も高校2年だ。実は一度アルバイトをしていたことがある。
出会いを求めたわけでもなく、社会経験を得るためだとかそんな立派な理由でもなく、高校生にもなって部活にも入らず、何もしないのもなぁと思っただけだ。
あとは…ほんとは…家計の足しにできたらと思ってた。
小学5年のときからお母さんは俺をひとりで育ててくれた。正直お母さんと二人暮らすくらいのお金には困っていなかったけどそれでもお金は無限にあふれているわけではないし、自分の小遣いくらいは稼いだ方がいいんじゃないかと思った。
高校1年の最後の頃に、一度だけお母さんに相談なくアルバイトをしていたことがある。
少しでも稼いで家計の足しにしたいと思い、一時期、無理なシフトを入れてしまったことがあった。
そして案の定、その無理なシフトが災いしてか体調を崩してしまった。
それを知ったお母さんはパートから慌てて帰ってきて俺をきつく抱きしめた。
お母さんの無言の圧力が重く俺の身体にのしかかってきた。
普段見ないお母さんの必死な様子に俺は何も言えず「ごめんなさい」とだけ答えた。
それから、お母さんがアルバイト先に連絡をして俺はアルバイトを辞めることになった。
時間つぶしのための目的地である本屋が見えてきた。
「あ!!」
本屋に焦点を当てて歩いていると横道から聞き覚えのある声が聞こえた。
嫌な予感がして声の方へ顔を向けきるより先にその声の主は恥ずかしいニックネームを大声で叫んだ。
「セェーラァー!!!」
顔を向けきると声の主は満面の笑みでこちらに大きく手を振っている。言うまでもない。ケンだ。
思わず足を止めてしまいどのような反応を返そうかと考えあぐねいているとそのまま大きく手を振りながらどんどんとこちらに近づいてきた。
「え?どうしたの?なんでこんなところにいるの?あ、もしかして寂しくなって迎えに来てくれた?超ベストタイミングだよ!今ちょうどバイト終わったところ!っていうか今日は機材の片づけだけだったからさ、すぐ終わったんだけど、この時間に終わるってよくわかったよね!すげーなセーラ!もしかしてエスパー!?あ、ちょうどいいじゃん!今からムネニクとアイス買って帰ろうって話してたんだよね。セーラも一緒に来ない?そこのスーパーなんだけどさ、最近仲良くなったパートのお姉さんがすっげーいい人でさ!セーラにも紹介してあげる。あ、お姉さんって言っても俺らのお母さんくらいの歳の人だよ。俺、姉ちゃんいるんだけどさ、おばちゃんにおばちゃんって言ったら怒られんだよね。だから俺、女の人はみんなお姉さんって呼ぶことにしてんの。あ、ムネニクー!セーラが俺たち迎えに来てくれたよー!今から一緒にスーパー行くってさ。あ、杉本さんも一緒に行く?」
やはり本物のマシンガントークは息がつまる。先ほどの担任なんてケンの足元に及ばなかった。
俺が軽く頭を抱えているとケンが出てきたであろう店先にあきれているムネヨシとほほ笑んでいる初老の男性が立っているのが見えた。それに気づいて会釈しようとしている俺を気にすることもなくケンを俺の腕を思いっきり引いて店先まで連れて行った。不意打ちにしてもとんだ馬鹿力だ。
「おい、ケン。セーラが困ってる。手離してやれ。」
「ほーい」
そういってケンは俺の腕をようやく離した。俺がつかまれていた手首をさすりながらホッと一息ついているとムネヨシが話しかけてきた。
「いつも悪いな。通りがかっただけだろ?ケンのことは全部無視していいぞ。」
「えー!ひどーい!俺はセーラに会えてうれしかっただけなのに!」
「だったら普通に話しかければいいだけだろ。お前はいつも相手のことを考えなさすぎだ。」
「ちゃんと考えてるもん!ムネヨシは考えすぎ!石頭!だからムネニクなんだ!」
「意味がわからんし、そういうところが考えてないっていうんだ」
この二人がこんな喧嘩をするなんて意外だった。ケンはともかくとしてムネヨシがこんなにはっきりと言い返すのは珍しく感じた。とか言ってみるけどそもそもこいつらと知り合ってまだ3日しかたってないから珍しくて当たり前かと思い直す。
とはいえ、その後も続く小競り合いを見守りながら、一応止めた方がいいかと思ったものの、どう止めたら良いかと考えていると、同じように状況を見守っていた初老の男性が二人を静かに制止した。
「まぁ二人とも、言い合いはそこまでにしなさい。彼が困っているだろう。」
その声を聞いた二人は歯切れ悪くもすぐに言い合いを止めた。
この人すげぇ…と感心して男性を見つめていると男性はすぐにこちらに向き直って話かけてきた。
「ところで君はふたりのお友達かい?こんなふたりと友達だったらきっと楽しいだろうね。」
「え、あ、俺ですか。えっと…」
突然話しかけられたことに戸惑い答えに迷っていると、男性は何かに気づいた様子で俺の答えを聞かず続けた。
「あ、急に話しかけられたら驚くよね。私はこのライブハウスのオーナーの杉本です。そんなに大きなライブハウスではないけどね、こんな路地裏でこっそりやっているんだ。二人はうちでアルバイトをしてくれていてね。バイト中も時々こうやって言い合いはするけど、よく気の利くいい子たちだよ。」
そういって杉本さんはほほ笑んだ。それを聞いたケンとムネヨシも少し照れたように微笑んだ。
そんな三人につられて俺も少し頬が緩んだ。
「あぁそうだった。君たちアイス買いに行くんだろ。あとは私だけでやれるから今日はあがりな。ふたりともありがとうね。君も、また遊びにおいで。」
「あ、はい。」
杉本さんの突然の切り替えに驚いていると再び話しかけられて勢いで返事をした。
「二人をよろしくね。」
そんな俺を気にすることなく、そういって杉本さんは一層、人のいい顔でほほ笑んだ。
杉本さんに見送られながら俺たちはスーパーへの道を歩き始めた。
結局、今日も流されている。そんな自分に嫌気がさしながらも俺はふたりに適当に話を合わせながら共にスーパーへと向かう。
こんなところ同じ学校の奴に見られたら終わりだ。そんなことを考えながらたとえ同じ学校の誰かとすれ違っても俺だとばれないようにできるだけうつむいて歩いた。短髪の俺がうつむいたところでそんなに意味がないことはわかっていたがそうせずにはいられなかった。
道中はほとんどケンが話した。時々ムネヨシが突っ込みを入れたり俺が適当に相槌を入れたりして会話が進む。
佐々木といい、お母さんといい、俺の周りは俺みたいな適当な相槌でも話せるおしゃべりな人が多いなと思った。
そんなことを考えているうちに目的地であるスーパーへとたどり着いた。
あれ?ここって…
その先を思い出す前にその声は聞こえた。
「あら?柳?」
聞きなれた声。はっきりと見つかった今、避けるわけもいかず俺はゆっくりと振り向いた。今日はこういう日なんだな。
「あ、お姉さん!セーラと知り合い?」
「お母さん…」
ケンのその質問と俺がお母さんを呼ぶ声はほとんど同時だった。
「瀬良さん、こんにちは。あ、瀬良さんもセーラだな。」
のんびりとお母さんに挨拶して静かに気づくムネヨシ。一瞬止まった時間を最初に動かしたのはやはりケンだった。
「ええええええ!?お姉さん、セーラのお母さんだったの!?ええー!?それならそうと早く言ってよセーラ!」
ケンにつっこむこともできないまま固まっているとお母さんの方からいつもの声でにっこりと笑いながら声をかけてきた。
「おかえり、柳。それにケンくんとムネヨシくんも。今日はもうバイト終わったの?」
「ただいまー!うん!さっき終わって今帰りだよ。」
「っす。」
「そう。ふたりともお疲れ様。」
「お姉さんもお疲れさまー!」
「ありがとうございます。瀬良さんもお疲れ様です。」
お母さんの万人受けする人のいい顔にケンとムネヨシも慣れたように返事を返す。いつもなら「ただいま」とすぐに一言返すのに、今はそんな余裕はない。それに気づいてか気づかずにかお母さんはさらに俺に話しかける。
「柳、やっぱりふたりと同じ学校だったのね。制服がよく似ていたからそうじゃないかなって思ってたのよ。お友達?」
「そんなんじゃない!!」
一瞬だった。反射的なものだった。
自分でも驚いた。自分にこんなに大きな声が出せるなんて。
周りの買い物客は何事かとこちらを一斉に伺ったがそれは一瞬だった。それ以上にケンとムネヨシは肩を飛び上がらせ、お母さんは唖然として驚いて固まっているのがみえた。
その気まずさに耐えきれず、なんとか時間を動かそうと考え、声を絞り出した。
「あ…ごめん。あの…あ、持つよ。じゃあ、またな。」
絞り出した声はむなしく何も状況を改善することができなかった。視界に入ったお母さんの持つ食材の詰まったスーパーの袋を強引に奪い取ってその場を後にした。
「なんかごめんなさいね。二人も気を付けて帰るのよ。」
努めて明るい声で二人にそう声をかけて、足早にその場を去る俺を追いかけてくる母の気配を背中で感じながら自宅への帰路へと急いだ。
俺はそのあと、振り向くことはできなかった。
自宅へと帰り着くと帰宅ルーティンを済ませた。
自室での着替えに少し時間をかけた。
お互いになんとなく気まずい空気を抱えたまま、リビングとキッチンでの会話を始める。
「今日は学校どうだったの?」
「別にいつも通り。」
「そう。その…柳と同じ学校の子に会うの初めてだったからちょっとうれしかったわ。」
「うん。」
「…」
沈黙。
いつも通りの会話。いつもなら俺の気のない返事も気にせずにひとり話すお母さんも今日は少しばかり話しにくそうだった。
当然だ。あんな言い方をしてしまったんだから。
気まずい空気を感じながらもどうにか時間が過ぎて早く今日が終わってしまわないかと思った。
「あら?」
そういってお母さんが何かを拾うのを視界の端で感じた。
くしゃくしゃと紙を広げるような音が聞こえたかと思うとそのままお母さんはそれを読み上げた。
「セーラへ、今日はバイトがあるのでけえ音部は休みです…楽しみにしてたのに、ごめんな…ケン、ムネヨシ…」
「っ!?」
それを読み切るが早いかどうかのタイミングで俺はお母さんの手からその紙を乱暴に奪い取った。
それは本当に一瞬の出来事だった。スーパー前での大声といい、俺はこんなに素早く動けたのかと今日は自分の意外性に驚く日だった。
飛び上がる心臓を収めながら紙を奪い取られて驚いて俺を振り返ったままの姿のお母さんと対峙した。
瞳孔が開いているってこういうことかな、俺と対峙するお母さんの目もしっかりと瞳孔が開いていた。
しばらくの沈黙。なんとか冷静になろうとひとつ息をのんだ。先に声を出したのはやはり俺だった。
「ごめん。ただのメモだから。」
「あ、いや、お母さんこそごめんね。勝手に拾って読み上げちゃうなんて。そりゃ嫌よね。ごめんね。」
そういってお母さんは空っぽの笑い声をあげた。
俺は気まずくてゆっくりとお母さんに背中を向けて紙を再び丸めて握りしめた。
「あー…柳も軽音部に入ってたのね。ケン君とムネヨシ君、軽音部って言ってたもんね。」
「違う!!!」
「!?」
「いや、ごめん。違うんだ。あいつらがアルバイト行くからってカギを預かっただけで…その…俺は部活には入ってない…」
また大きな声を出してしまった。最初から冷静に返事をすればいいものを…本当に嫌になる。
「…そう。部活もしてアルバイトもしてって大変ね。」
「うん…俺はどっちもしてないもんな…アルバイトくらいしろよって話だよな。」
あ…すごい嫌な言い方。
「あ…うん…柳だけじゃなくて、そんな子もいるんじゃないかしら?」
なんとかフォローをしてくれようとしているのが伝わってきた。お母さんを困らせてしまっている自分がどんどん嫌になる。
「そういえば柳、中学も部活はやってなかったもんね。お母さんの同級生にもそんな子いたわよ。やりたくないことを無理にしなくてもいいんじゃないかなって思うよ。」
いつもはやさしさとして受け取れるはずのお母さんの必死のフォローがむなしい。
「あ、でも、やりたがったと言えば!柳、小学生の時サッカークラブに入ってたよね。あの時はたしか…」
ほんの一瞬だった。一気に頭が真っ白になるのを感じた。その瞬間、すべての五感が無になるのを感じた。そのまま、何かを言ったけど何を言ったかはわからなかった。
「え…」
五感が戻った時にはお母さんが見たことのない顔で固まっているのが見えた。
「え…あ…その…」
「柳…あなた…」
「ごめん。宿題あったの思い出したから。ご飯できたら呼んで」
俺はもうその場に居られなくなってお母さんの顔を見ることなく自室へ飛び出した。
できるだけ普通に話すのを意識したけど、うまくできたかはわからない。
自室へ飛び込んで一息吐いてすぐベッドに身を投げた。
「疲れた…」
小さくそうつぶやいた。
今日は感情がよく動く日だ。それも苦しい方、苦しい方へ…
お母さんのあの先の言葉…
『柳、やりたいこと見つかったのか!』
記憶の中の男が満面の笑みで俺に話しかけてくる。
普段は口下手の男が見せためったに見ない笑顔。
心底うれしそうなまっすぐで素直な笑顔が今も忘れられない。
何かをやりたいわけじゃない。
何もやらない理由に何かを選ぼうとしているだけ。
「くそ…」
今日も俺はあいつから…
自分から…
ニゲタ。
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