幸せな失恋(詩です)
野口マッハ剛(ごう)
詩です
とあるカフェに女性の友だちと入る
お土産のチョコをもらってここに誘った
カフェは静かで雰囲気がよい
二人席に座る
女性は笑顔でボクと話している
ホットコーヒーを二つ頼む
会話はそのうちにお互いの悩み事の話に
ボクは話を聞いてあげる
ボクも話をする
ホットコーヒーがテーブルに二つ
話が弾んでゆく
ボクの方からこう言った ボクと付き合えますか?
すると友だちはこう言った 友だちだよ?
続けて友だちはこう言った あなたには仲のよい女性が居るでしょう?
ボクは心のどこかで考えないようにしている片思いの女性が居る
友だちはそのことを言った
お互いにホットコーヒーを飲む(もう女性の友だちは俯いている)
そろそろ出ましょうか?
外は寒かった(片思いの女性と最後にバイバイした時とは違って)
あまりにも気温が低いのでボクは身体を震わせる
女性の友だちはボクの右腕の辺りをさすってくれた
(あれから片思いの女性とは会えていないな)
ボクと女性の友だちの二人でそれぞれ自転車に乗る
走っている時にボクは失恋したけど幸せな失恋だと思った
(最後の言葉はいつでも突然)
ボクは片思いの女性を待っている幸せな失恋びと
女性の友だちとは今では連絡を取っていない
幸せな失恋
幸せな失恋(詩です) 野口マッハ剛(ごう) @nogutigo
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます