なんのために書くのか? 21.02.23


 実はこれは前に別の投稿サイトにも書いたことになる。

 内容の重複どころではない。コピペと言ってもいいだろう。それでも、やはりまずこれについては語っておきたい。そう思った。


 ということで、手直ししつつ私が書く理由をここに記しておこうと思う。



 思うことはないだろうか。

「なぜ、なんのために小説をかいているのだろうか」と。



 もともと、私はただ物語を想像するのが好きだった。昔は漫画家になりたかった。漫画を描くのはとても大変だから、しかたなく設定集ばかり作っていた。


 気づけば、想像した物語を表現したいという思いは膨らみ、あるとき、小説ならばどうだろうか。と思い立った。

 それが小説を書きはじめた理由だ。


 ただ、折角書くのだから誰かに読んでほしい。

 そう思ったから、あちこちに投稿することになった。必然的な流れだ。当然だ。書くからには読んでもらいたい。何もおかしなことではない。

 そうしてすこしでも反応をもらえると、どうしても誰かの声が聞きたい。感想がほしい。認められたい。そんな風に思ってしまった。


 問題なのは、その結果、PV数とか、ブックマークとかに踊らされる生活になってしまうということ。

 読んでもらうためにもっと効率的に書かなければ、書き溜めしておかないと。読まれなと悩む同志はいる。彼らと話しているうちに、少しずつ、読まれるために書き方を変えた方がいいのではないか、なんて考えが定着し始める。

 当然だ。だって読まれたい。そんな煩悩が渦巻いているのだから。


 私の頭のなかは常にそんなことばかりだ。


 そうして、投稿すればアクセス解析を読み込み、アクセス0に落胆し、数少ない読んでくれている人を蔑ろにして、タイトルやあらすじを何度も変えてみたり、改稿したり。

 お前はひどいやつだ。


 なんのために書いているのだろう。という気分に成らざるを得なくなってくる。


 ああ、本当になんのために小説を書いているのかわからない。


 けれど。


 好きなんだ。小説。

 好きなんだよ、文章を書くこと。


 下手でも、どうしようもなく悩んでかけなくても、かけているときの幸せはあるんだ。

 だから書いてしまう。

 だから書きたくなってしまう。


 正直言えば書籍家、作家デビューなんてまったく考えていない。

 ただの趣味だ。

 意味なんてないのかもしれない。


 じゃあ趣味をするのに理由が必要か問えば、たぶん必要ないと思うのだ。

 あとは、書くのが辛いけど、うまくかけるようになりたい。という気持ちをどこまで持ち続けられるか。

 それだけなのかもしれない。


 それに。

 褒めてやることもなくはない。

 より良くしたいと切磋琢磨するお前は嫌いじゃないぞ。



 これからも頑張って書こう。


 

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