オーバーロード 至高の1人

第3話 町探し

私は、町を探した。

少しでも休めるところを。

ただ、私の格好は少々目立つ。

アーマーは、とても歪な形をしている。

『グロリアスネストヘルス』

頭に被る防具で効果は、全属性の物理攻撃耐性がある。

『ナイトメアフル装備』

顔から下はナイトメアフル装備という、

超重防具(スーパーヘビーアーマー)

効果は、使用者に対しての攻撃を6割軽減する。という機能。ただ、条件として、フル装備でなければ能力は発揮せず、称号として、「暗黒に染まるもの」と「無純当兵」という物を持っていなければ付けれないというなんともめんどくさい能力。

大抵の物はナザリックに置いてきたため、

このようなデバフ付きの武器しかなく、

重装備のため、歩くのが大変だ。

ため息をつきながら歩く。

1歩1歩、体力が半分削られている気分だ。

町を見つけた。

だが、この格好では入れない。

(このゲームには、冒険者というシステムはあったのだろうか。魔物側にはそんなものはなかったが。)

そして、まずは、この格好で試しに入ろうとした。

うん、普通に入れました。

まずは情報集めをした。

この世界の事を。

村人から。

そして、聞いた話だと冒険者ギルドという物はあるらしい。

偶に、フルメタルの冒険者がここを通るようだ。

冒険者ギルドという場所を教えてもらい、歩く。その街まで。

(俺、歩いてばかりじゃね？)

と思いつつ歩く。

歩いている途中に、モンスターと出会った。

「スカルキングスメイル」

という、名前らしい。鑑定で見た。

鑑定は便利だな〜と思いつつ、

構えて、斬った。

首をズバッと。

そして、カタカタと音が鳴る。

スカルキングスメイルの首が胴体と繋がって行く。

まぁ、再生するよね。

「スカル」だからね。

だが、魔法は使えない。

使おうとすると辺りが更地とかす。

そして、そこ一体に放射能が発生する。

輝きの海とか名前になったらシャレにならん。

ということで、魔法は最終手段。

やっぱり物理しかない。

そして、私は構える。

右手で刀を持ち、左手は相手の方に向ける。

刀の剣先を相手の顔に向けて、狙いを定める。

空気中の水を吸い解き放つは一瞬の。

「廃刀、水走り。一瞬億連！！」

1秒で1億の剣激がスカルキングスメイルに命中した。粉々になり、塵と化す。

なにか落としたので、拾った。

そして、1日かけて、街へ着く。