言葉をひろう想像力


幼稚園生活最後の1日保育にお弁当。

子どもからリクエストを聞いて、メニューを考えて作りました。……写真、残しそびれてしまったけれど。


季節の節目とホルモンバランスの関係でからだが思わしくないのもあり、早バスになってからどうも朝がつらくて凝った弁当が作れず。いつかいつか、と言いながら今日が最後のお弁当になってしまったけれど、良くできたと思う。喜んでくれたかな。






そんな我が子がこの前ちらりと言っていた言葉に驚くことがあった。


クラスのお友だちに怒られてしまった、と言うので、何かしちゃったの?と聞いたら


「テンションが上がらなくて、つまんなそうな返事しちゃったの」


と。





テンションとか、つまんなそう。その言葉の意味をしっかり理解しているのだろうか。


他所の子どもたちに比べて、我が子は言葉を知らない節があったから、感情を表現するに言葉が足らず、よく困っているのを見かける。

そんな我が子から感情を掬い取るのに、わたしもなかなかに骨が折れたりもして。



でも話を聞いていると、どうやらそのときはあまり楽しい気持ちになれず元気がなかったようで、相手のお友だちと勘違いによるもつれを起こしてしまったみたいだった。


家でいつも踊り回る子が幼稚園でテンションが上がらない日なんてあるのか、と正直驚いた。……いや、同じ人間だもの。あるよねそういうとき。ただちょっと、想像がつかなくてびっくりした。普段、本当に元気いっぱいの笑顔だから。


幼稚園、頑張ってるだなと改めて思った。

子どもの気持ちに沿うこと、そこに対する想像力が欠けていたな、と反省。




すごいな。

そうやって大人になっていくんだね。


そうやって、我が子を通してわたしは自分を顧みて、生き直していくんだな。


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