ママ友の闇を見た

朝からいや〜なお題。

でもどうしてもモヤモヤしてしまうのでちょっと書いてみようと思います。


先日、子どもの体操教室のお迎えあとに卒対で活動を一緒にしているママと話をしていた。

今は活動に目処がつき、あとは卒園式の前日準備をして当日を迎えるだけになっているんだけど。


「なんかね、〇〇くんのママが前日準備に来たいって言ってて」


この、〇〇くんのママというのが、幹部ではないけれど裁縫が得意とのことで、リボンの製作をお願いしていた方。

ストレスからの難聴に、妊娠中と聞いていたのでわたしはびっくり。


「無理しない方がいいんじゃないかな?」


身体にさわってしまったら大変という意味で、わたしはそう言ったんだけれど。

今思えばそれが火種になってしまったのかも知れない。


「こはるちゃんもそう思うでしょ?終始しんどいからか仏頂面で動かない人(習い事が一緒のママが言っていたらしい)が来てくれてもかえって邪魔だよね」



……?????


その言葉を聞いて、飛びまくったクエスチョンマーク。やや捻くれた感情の混じるそのママの言葉に、おやおやおや??と思った。

なにやら、開けてはいけないパンドラの箱でも開けたかな?


そこに居合わせたみーちゃん(わたしのだいすきなママ友)も、驚いたような顔をしていた。

たぶん、心境的には似通っていたんじゃないかと思う。



「きっと、卒園式の準備に参加したよっていう目に見えた成果が欲しいだけなんだと思うんだよね。性格上、そういうところあるから」




結果的には、コロナ渦の影響もあって人数制限があったこと、未就園児の子どもがいたことと妊娠中とのことで、そのママにはごめんなさいとお伝えしたそうなんだけど。




表状では楽しそうに談笑するのをよく見る2人なのに、場が時間が変わるとこんなに反転してしまうのだと思ったら。


……なんだか、見たくなかった闇の部分を見た気がして怖かった。


……いや、きっとこれは結構よくある話なんだと思う。ママ友に限らず、少なくとも女子にはよくある、よくあった話だ。

身の上に経験した記憶がある。



最近はすっかり生活のベースが家庭中心だったから、あまり接点がなかっただけ。

幼稚園も基本バス通園だから他のママと関わりがないし、習い事だって個人でやっているからほぼ他の方と関わる機会は少ない。


いや、仮にあったとしても……ひとが嫌いなわたし(好きなひとは好きだけど、嫌いなひとは本当にきらい)は自分から距離をとる節があるから、やっぱり接点は少ないかも。



だからかな。

人に対してやたら憧れが強くて、現実を直視できてないところがある。ひとを描く作家としてこれはいかんな、と思っているけど。期待するのをやめられないのだ。悲しきかな。




でも、ママ友ってよく聞く話だけど……結局同い年の子どもがいるってだけで仲良くしているひとだから、合う合わないはあるよね。

わたしは教室のすみっこで密かに一人遊びをして様子を伺っているような子だったから、クラスの中心にいるようなママたちが多い今の幼稚園で、どうも馴染めない。



彼女たちも、うまくやっているようでそうなのかな。均衡のとれた関係になるのは難しいのかもしれない。そもそも、わたしだったら難しいのではなくて、もうできない、の一言に尽きる。不器用なので。




ああ〜でも怖い。

やっぱり腹の底を見せられる相手ってなかなかこの歳になるとできない。ついつい虚勢を張りたくなるのも否めないなあ。

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