目をつぶると砂漠の天幕をめくる音が聞こえる。

本当に砂漠の天幕で暮らしているかのような
キャラバンがその場にいるかのような
没入感がすごい作品です。

流麗な文章で紡がれる砂漠の恋物語は、
どこか昔懐かしい慕情を感じます。

作者さまによると三章構成だそうで
コンパクトに纏まっていて芸術品のような小説です。

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