こんにちは。
> 本当に、彼を助けるべきなのか。
セツリンは、躊躇していましたね。
犯人だとわかってしまっても、それを助けることは自身の破滅(死と決まったわけではないけど)。
そして、仲間たちの破滅。
単純にはかりに掛けられるものではないですね。
奇跡的にも、忍の最後の言葉。
(N2回式のローマ字……!)
を、聞くことが出来た。
忍が男らしく、
「俺がやってしまったこと、俺が責任をとるしかねーだろうなぁ。ありがとな、接理。俺の分まで、いや、俺ができなかった分まで、他の奴らを守って、生き残ってくれ!!」
みたいな感じで、死んでいれば別ですが、ただ後悔の念を引きずって死んでしまったので、セツリンにも後悔の念が極限まで溜まって、どう足掻いても前向きな気持ちにはなれないんですけど、どうすればいいですか?(セツリンの気持ちになって考えると虚無になった)
マユミンは、チャプター1でも藍さんが言っていた通り、被害者側に回りやすいキャラだなーと思ってました。
が、カナリン姉妹の妹さんもそうですし、魔法を駆使すれば加害者側に回れなくもないので、今回の件もあるので、必ずしもそうでないのかなって。
被害者側としても、加害者側としても成り立ってしまう。
読者である僕も気を緩めないで行こうと思いました。
>最前線級――最高峰の魔法少女。
【無限回帰の黒き盾】たる我は、
セツリンの回想ででてきた最前線級の、弱気な魔法少女とは別人ですよね。よね?
無限回帰と言っても、ここでは一日に1度しか使えない(人には)ということなので、
外の世界ではそれこそ回数無制限に使うことができた、という意味なのでしょうか?
館の中では、武器が出てこなかったりと、一定のデバフがかかっているようですし。
館の中における、魔法少女たちのランク、強さはなんの意味をもたらすのか?
……単に修羅場をくぐってるから、精神力が強いと言うのなら、もっと早く助けてよ! 藍さん!!
まぁ、弱い主人公が回を重ねる毎に強く成長していくのなら、藍さん含め強者が出張って来られても経験値入ってこないから助かりますけどね。
次はお待ちかね。
香狐さん、彼方さん、夢来さんかな?
夢来さんはこれに挫けずに、再チャレンジして欲しいですね。
セツリンと違って、守るべき対象がまだ生きているのですから。
まだ、苦しんでいるのですから。
作者からの返信
奇跡を起こしてまで届けた忍の最期の言葉は結局、接理には本当の意味では届きませんでした。
この言葉が、いつか立ち直った接理に届くことを願っていますよ。僕も。
サイコホラーを書くなら読者を引き込む形で、と決めていたので、接理の虚無が無事伝染してくれたならよかったです。(悪魔の笑み)
この館では、固有魔法の強弱は間違いなくありますね。いつかお話した通り、彼方の固有魔法なんて全く殺人には役立ちませんし。……いや、主人公が殺人しちゃったら色々終わりですけど。
まあ、主人公の魔法は証拠隠滅に使える分は有用ですね。凛奈の魔法も同様に、現場を荒らす目的になら使えないこともないです。
むしろそう考えると、摩由美の魔法は割と強い方です。拘束すれば好き勝手攻撃できる分、殺人トリックに利用できる可能性もありますし。
仰る通り藍は、接理の話に出てきた最前線級の魔法少女たちとは別人です。
二つ名は、最前線で戦う魔法少女の中でも更に抜きんでた力を示した者にだけ与えられます。普通の魔法少女<最前線級魔法少女≦二つ名持ち、って感じの実力の順番です。【無限回帰の黒き盾】は間違いなく、最強格の魔法少女です。
ちなみに、固有魔法の効果は外にいたときと全く変化がないので、十秒の制限だったり、必要魔力量の問題だったりは外でも普通にありました。
魔法少女は別に序列主義とかないので、まあ二つ名持ちがこの中にいると知れ渡っても、『心強い味方がいるー』くらいで済みますね。派閥が分かれて対立する~、みたいなデスゲームあるあるの展開はないです。
藍がこの館で全く手を打てていないのは、殺人の現場に居合わせられないタイミングのせいだったりしますね。[刹那回帰]があれば被害者を助けられるので。(要するに作品上の都合です。てへぺろ)
藍さん、最初見たときはただの中二病枠だと思っててゴメン…(小声)
口数少ないけどアフターで内面描写される度に好感度上がって、彼方や空澄に次いで3位まで駆け上がりました。
危なっかしい後輩を見守る先達、いいよね…
頼む、生き残ってくれ!(届かぬ思い)
作者からの返信
おっ。アフターはなかなか触れられないキャラの内面紹介やら伏線配置のために挟んだものだったのですが、うまく効果を発揮してくれたようで何よりです。
藍はね……かなり扱いが難しいキャラですので、ご期待に沿えればよいのですが。良くも悪くも、固執する正義があり、現状は彼方と対立していますからね。
生き残るといいですね?(満面の笑み)(つまり悪魔の笑み)