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◇◆◇Second Case「読者への挑戦状」◇◆◇」への応援コメント


  • 編集済

     さて、僕の推理はこうです。

     僕は、推理をするときに、まずこう考えます。
     犯人の筋書き通りに、現場をコントロールできたのは誰か?
     僕の推理戦術『外郭誘導(アウトサイダー)』の出番です。

     ……と、チャプター1では切り出しましたが、同じ手は通用しないようです。
    『外郭誘導』は、犯人の計画がより綿密であればあるほど、逃げ場を無くして絡めとる戦術です。計画したこと=起きたこと。この等式が成り立つときにこそ有効です。

     が、今回のような『犯人の計画とは違う』事件には不都合です。

     もうひとつの推理戦術『綻びの鉾(ディストピア・スピア)』で受けて立ちましょう。
     起きた事象全てから、起こせなかった人を仮説により取り除いていくことで、たった一握りの可能性をつかみ取る、一発逆転の秘技です。
     ひとつの綻びを貫いて、犯人の心の臓を狙います。

     殺害方法は不明。血がどばどば出ていたので、刺殺?
     殺害現場は旧個室。
     被害者は狼花さん。
     目撃者はカナリン姉妹。
     自白した犯人は接理さん。

     まず、何故僕が『この事件が計画的ではない』と思った理由から話したいと思います。

    〇被害者が現場『旧個室』に行った理由は偶然

     チャプター1を例に言うと、被害者の米子さんが現場である厨房に行くことになった理由は、犯人の計画通りの出来事でした。

     しかし、今回、狼花さんが旧個室に行くことになったのは、完全に偶然です。たまたま狼花さんが彼方さんをお風呂に誘い、たまたまカナリン姉妹に脱衣所で会い、たまたま狼花さんがカナリン姉妹に付き添いにいくことで成立しています。
     たまたまがいくつか重なっていることで、この偶然の連続が接理さんの『確率操作』の産物であることは考えにくく(1分以内でもないので)、カナリン姉妹が狼花さんを誘ったようにも思えません。狼花さんは偶然、現場に行きました。犯人にとって、『狼花さんを殺すこと』は完全に『計画外』であったはずです。

     これによって、僕の戦術は『綻びの鉾』に変更することにしました。

     被害者の狼花さんを殺したことが犯人にとって予想外であるならば、被害者から犯人を推測しても難しいと思いました。
     そこで、とても印象的な、目撃者の目撃証言。狼花さんの殺害方法から絞ってみることにしました。

    >Was she killed by a curse? のカナリン姉妹の証言です。

    >狼花は机の上のライトスタンドを使おうと(中略)壁伝いに机まで移動しようとした。(中略)何かを喋っていた狼花の言葉が、ふと止まる。それと同時に狼花が足を止めた。
    (中略)狼花の身体に纏わりつく、直線的な銀光。それが(中略)五本。(中略)白ではなく、くすんだ銀色。以下略。

     凶器は現場からは発見されず、魔法少女の身体からも見つかりませんでした。魔法少女ならば何らかの魔法を使ったとみられます。
     また、旧個室にはワンダーいわく「出る」らしいので、幽霊の可能性もあり、ワンダーの謎触手のような描写も見られます。
     魔法少女か、幽霊か、魔物か。選択肢が多くて滅入ってしまいそうです。

     が、僕の推しキャラである狼花さんのために、ここで諦めるわけにはいきません。

     幽霊だと仮定した場合、暗闇にぱっと光る様が幽霊のようです。これに矛盾する情報は、ワンダー自主製作の映画。あの作品に出演するゴーストの行動原理は同一。人への襲い方は映画を見る限り「人の魂を食べる」という方法。狼花さんの死因となるような、「血まみれにさせる」方法ではありません。
     ので、幽霊説は否定できます。

     魔物、謎触手だと仮定した場合、身体に纏わりつく何本もの線。という点が謎触手のようでもありますが、謎触手は曲線ですので、「直線的な銀光」とは矛盾します。そもそも謎触手は女子トイレだけの限定的な魔物ですし。魔物・謎触手説も否定できます。


     魔法少女だと仮定した場合、直線的な銀光が、ある人物の魔法と重なります。
     神子田 忍さんです。
     ワンダーが檻から出ようとスライムを召喚した時に、「一条の銀閃が走る」、「的確に一閃」、「一撃で両断」、「直線的な斬撃」。

     ん? あやしくね?
     と思った人は僕だけではないはずです。でも、ある点が矛盾します。

    >登場人物紹介ページ 神子田 忍の項にて

    >罠は発光した魔方陣として視覚化されるので発見は容易。

     旧個室は照明が壊れていて、狼花さんがライトスタンドへ歩いていた途中、ということで暗闇に近い状態でした。忍さんの魔法だとしたら、暗闇に罠の魔方陣が輝いて、目撃者の誰もが「魔法による殺人」だと気づいたはずです。

     ……しかし、もしある条件下では「魔方陣が視覚化されない場合」が存在したら?

    >Shinobu, what's the matter ?

     にて、彼方が忍の部屋を訪れた時、忍の石化罠にかかりました。
     その時に、魔方陣は視覚化していません。
     石化罠の発動範囲は半径1メートル。忍さんは、自分の部屋のドアの内側に仕掛けたので、ドアの向こう側の範囲内に入った彼方さんに石化罠が発動しました。しかし、魔方陣自体はドアの内側に展開されたため、外側の彼方さんからは魔方陣が視認できなかったんですね。

     ……ここで、作者である白柳さんのtwitterにある、館の見取り図 2Fを見てみてください。

     現場である旧個室の裏側は女子トイレですね。
     もし、石化罠の魔方陣が「2階 女子トイレ内」の「旧個室側の壁」に仕掛けられていたとしたら、どうでしょう?

     暗闇の中に魔方陣が視覚化されないまま、壁伝いに歩いていた狼花さんは魔法罠の範囲に入って、石化罠が発動。その後連動罠により刺される。
     という流れがなんとか構築できます。

     おいおいおーい! ここで新たな矛盾が生じます。
     ワンダーの嫌がらせによって、1、2階の女子トイレには、「謎触手」が鎮座しています。「女と見るやあっという間に襲い掛かって、十八禁映像を作り出してくれる天才」、「幻覚で騙そうが、透明化しようが、謎触手は絶対に見抜いて襲ってくる」。魔法少女たちにとって天敵です。誰一人、女子トイレに入って無事でいられないはずです。

     しかし、僕はこの一文が心に引っ掛かっていたのです。

    「男は嫌いだから、見ると委縮しちゃうのが弱点だけど、ま、そんなのはここじゃほとんど関係ないからね!」

    『ほとんど関係ない』?

    『全く関係ない』の間違いじゃなく?

     ここが、僕の中に「魔法少女の中に男が紛れているのでは?」という疑いを生んだ瞬間でした。

     では、忍がもしかしたら男性なのではないか? という可能性を列挙します。

    〇その1、狼花さんが提案した「みんなでお風呂に入ろう」を真っ先に拒否した
    身体が男なら、その提案は否定せざるを得ません。

    〇その2、忍の過去回想話の時、忍だけ『トイレの花子さんに会えなかった』
    トイレの花子さんに「礼儀を守れ」と言われた。男子が女子トイレに入るなと言われたのかな、とか。まさかノック2回しないと。だなんて言われてはいないだろうなぁ(急にボケ)

    〇その3、ワンダーが忍のことを呼ぶときに、「くノ一みたいな露出の多い服を着ている忍」のことを「くノ一ちゃん」とは呼ばずに「忍者ちゃん」と呼んでいた
    くノ一みたいな服着てたらそのまま「くノ一ちゃん」と呼んでもいいのでは? 呼ばなかったのは男だったから?

    〇その4、彼方の回想時、マカロンが言っていた魔法少女の条件
     ・他者を想う心を持っていること
     ・女の子らしい繊細な心を持っていること
     ……女性じゃないとダメ! って言ってませんね。完全に屁理屈ですが……。


    〇その5、接理さんの恋人が忍なのでは?
     忍が顔を真っ赤にした、という文が、狼花さんのお風呂提案の件ともう一つありました。接理さんの恋人の話をしたときです。接理さんの恋人の特徴は「固有魔法が罠系の魔法」、「魔物の能力のトリガーから外れていた」、「魔物の能力のトリガーは相手の姿を認識すること」。
     忍の固有魔法は「罠系の魔法」ですし、その中に『隠れ罠』という、透明化して30秒姿を消せるものがあります。

    〇その6、チャプター1の壁抜け時、接理はもう一人壁抜けさせる魔法少女を選ぶときに、忍を選んでいた。
     壁抜けがうまくいった場合、その子は外に置いておいて、自分は戻る、と発言していました。
     回想時に都市伝説級の魔物を相手に、最前線の魔法少女たちが諦めているさなか、命懸けで助けるほどに恋人のことを想っている接理。この時に忍を誰よりも先に外へ逃がしたかった、恋人への愛情を感じます。また、この時すでに「忍」と呼び捨てにしていました。読み返さなきゃ気付かなかった……。

     と、いくつか可能性がありますので、もう、これは忍が男性でいいかな! と思いました。

     夢来ちゃんが魔法少女に変身した時に、羽根としっぽが生えた、という身体の変化があることから、実は忍ちゃんも変身前は女の子で、魔法少女に変身すると男の子に変化したのでは? とか勘ぐりましたが、自分が女の子で、魔法少女になると男の子に変身するとか、ちょっと自分でも何言ってるんだかわからなくなりましたので、これは考えないことにします。タグの「百合」が僕を惑わせるのです。。。

     長くなりましたが、結論はこうです。
    ① 神子田 忍が、2階の女子トイレ内、旧個室側の壁に石化罠+連動罠を仕掛ける
    ② 旧個室に狼花が行き、壁伝いに進むことで女子トイレ内の罠が発動。カッターナイフ並みの、直線的な銀光によって身体が切り刻まれる。石化罠によって動きや声が止まり、10秒後罠が解けて、倒れる。

    ③ 罠発動時の魔方陣は女子トイレ側で発光したため、旧個室側では視認できなかった。

     狼花さんが壁伝いに歩くことになった原因であるライトスタンドですが、空澄さんが殺人未遂事件を起こした時に、空澄さんの手から狼花さん自身が机の上に置いています。その前の、霊媒師の摩由美さんと彼方さんが旧個室にいたとき、ライトスタンドはベッドのところに置いてあったはずなので、狼花さんが壁伝いに移動したこともまた、偶然の産物であることがわかります。

     接理さんの「確率操作」は「単一」の「1分以内に実現可能な事象」が対象になっており、いくつもの偶然が重なった狼花さんを殺害するのは難しいでしょう。

     狼花さんが旧個室に行き、壁伝いに歩いたことがたまたま起きたこととして、もし女子トイレ側に魔方陣なんて仕掛けられていなくて、接理さんが何らかのナイフで狼花さんを殺害したとすると、接理さんは「たまたま旧個室に来た狼花さんとカナリン姉妹」が来るよりも先に旧個室で息をひそめて待機している必要があります。なぜならば、旧個室は一人入るたびにドアが閉まってしまう仕様だからです。三人が旧個室に入った後で忍び込んだら、ドアが開き、廊下の光が差し込み、誰かが忍び込んだことがすぐにばれます。
     ワンチャン『確率操作』の壁抜けを使用すれば片道だけなら可能ですが……。

     その場合、遺体発見後1時間後に使用した『確率操作』で、「犯人を閃いた」のはウソということになります。
     まぁ、彼方さんが見た接理さんの顔、『犯人が恋人だと気づいてしまった』のだとなんとなく思いました。だからこそ、自分が犯人であると自白したんだと思います。恋人である忍をかばうために。
     彼方が狼花さんの身体の傷を治した後に、新たな傷を発見しましたね。全員がシアターに集まっていた後、接理さんだけが外に飛び出した後のことです。彼方が気を失っていたので、確証はありませんが、おそらく接理さんが「自分の犯行であると偽証するために」狼花さんの身体を傷つけたのだと思いました。


    【最終回答】
    フーダニット。誰が殺したか。神子田 忍。
    ハウダニット。どうやって殺したか。石化罠と連動罠を、女子トイレ内の旧個室側の壁に仕掛けた。

     以上です。
     ワイダニットはまぁ、一応考えましたが、推測の域を出なかったので、物語を楽しみたいと思います。

     チャプター2では空澄さんの固有魔法がくるくると変わっているので、タイムスケジュールを把握するのが大変で、でも楽しかったです。

     感想としては、接理さんの回想話の章タイトルが好きです。「ゴーストライター」ってところが。

     夢来ちゃんの推理、楽しみです。
     いくら犯人が自白してると言っても、ちょっと、無理があったので。
     魔法少女か、幽霊か、魔物か!? って選択肢が膨大に増えるのが、難易度が高くて、歯ごたえがあって、かなり夜更かししました。楽しかったです。。

     狼花さんの「死者の剣」。僕にも振るえたかな。
     推理があってても、あってなくても。
     彼女の力強い意志を受け継いで、頑張って……!! 彼方さん!!!


     じゃー、ひとまずヒント無しの解答はこれで以上です。
     ヒントを見に行きたいと思います。

     ここまでかなりの長文でしたが、ありがとうございました。



     あと、これは犯人当てとはあまり関係が無いかもな、ちょっとした推理なのですが、
     彼方が忍の部屋を訪れた時に、「声を掛けたのに聞こえなかったのかな」って言ってましたが、前章の忍視点で「接理の声が聞こえた」と言っていたのは矛盾します。このことから、個室のドアは閉まっていれば『音は聞こえない』のかな、と思いました。
     じゃあ、何故接理の声は聞こえたのか。『確率操作』を使って壁抜けなどをしたりして、忍の無事を確かめたのかなと思いました。接理さんの立場になって考えてみると、忍の無事を確かめないまま朝を迎えるなんて、そんな恐ろしいことはできませんから。恋人の無事を確かめないと、夜なんて眠れないのではないかなって。かわいいなぁ(妄想)

     こういうちょっとした推理もいろいろ楽しめます。
     解答編、楽しみにしています。

    作者からの返信

    朝から長文推理の摂取、体に染みわたります……。
    答え合わせは、本日から始まる解答編でどうぞ。

    これは本編で語る機会が結局なかったのでここで開示しますが、事件の日の朝、忍は軽い被害妄想状態にありました。そのため彼方が訪れた時も、「棺無月さんが自分のことを襲いに来たに違いない。きっと声は棺無月さんが声真似してるんだ……」みたいに考えて罠を設置しました。そのため、声通りの人物がそこに立っているというのに、忍は驚きました。

  • まずはヒント無しで挑戦させていただきます!
    白柳さんの想定した推理ルートの一つであるとは思うのですが、これが真相だという確証は持てていないです。

    犯人は神子田忍。
    死因は忍の固有魔法[忍式之罠]の一つ、連動罠による斬撃を受けての斬殺。
    仕掛けられていた罠は石化罠と連動罠の二種類。
    罠は旧個室の隣にある女子トイレに仕掛けられていた。

    まず被害者である狼花は旧個室に入った後、灯りをつけるため薄明りの中、ライトスタンドの下へと移動。
    ライトスタンドは狼花が旧個室に入室した時点で女子トイレ側の棚へと位置を移動させられていた。
    石化罠の効果範囲は半径1メートル。
    ライトスタンドに近づいた狼花は、石化罠の効果範囲に入ってしまい硬直。
    続けて石化罠の発動をトリガーに連動罠が発動。殺害場面の描写から連動罠は5つ仕掛けれれていた?
    双子ちゃんが幽霊と間違えた宙を舞う銀光は連動罠による斬撃。
    狼花は連動罠により魔法の斬撃で体を切り刻まれる。
    10秒が経過し石化罠が解け狼花の硬直が解け、倒れる。

    忍が謎触手の居る女子トイレに罠を仕掛けることができたのは、実は性別が男だったからだ!(?)
    女子トイレで待ち受ける謎触手は男を対象としない。それは絶対の真理!
    忍が男だと推理した理由は下記。
    皆で温泉に入ろうという描写で忍は断っていること! 裸だと男だとバレちゃうから!
    過去回想でのトイレの花子さんとの描写。
    他の魔法少女は襲われたのに忍だけ襲われなかったこと、
    最後に仲間の魔法少女伝手にトイレの花子さんからマナーを守るよう言われていることから、
    忍は男であり女子トイレに入るのはマナー違反、ゆえに花子さんからの驚かし(おもてなし)を受けれなかった、と推定できる!
    あと、一人称も僕ですし!
    ……うん。正直ここがしんどいんですよねえ。

    事件当時忍にはアリバイはあるが、罠は自動で発動するためアリバイにはならない。
    罠の魔法陣は女子トイレ側に仕掛けられているため、旧個室に居る狼花たちからは確認できなかった。
    罠が壁越しでも対象を認識するのは、主人公ちゃんが忍ちゃんを迎えに行った場面で描写されている。

    というのが事件の推理です。
    洗濯物の描写もありますし、下着とか確認すれば忍が男だとわかるのではないでしょうかね??



    あと、補足じゃないですが、『なぜ殺したか(ワイダニット)』の予想も。
    忍が殺意、というか恐怖心を抱いていたのは空澄に対してです。
    また、殺害手段を罠に頼っている以上犯人が罠の下に被害者を誘導しない限り、殺す対象を選べません。
    よって狼花が殺されたこの事件は事故によって起きた殺人だと推察します。

    忍は臆病な性格であり、空澄に殺されるのではないかという恐怖心を抱いていた。
    忍は空澄を女子トイレに誘い、罠で殺すことを計画。
    トイレに罠を仕掛ける発想に至ったのは、ワンダーから花子さんの捕獲方法の話を聞いていたから?
    女子トイレであれば他の魔法少女は入ってこられないから間違って他の人が罠にかかる心配もない。
    そう思い、女子トイレに罠を設置。空澄の監視の時に、摩由美を襲った時の再現とでも言って連れ出そうと画策していたのではないか。
    しかし、旧個室が罠の範囲に偶然入ってしまい狼花は殺されてしまった。

    そして、摂理ちゃんの行動の謎。
    摂理と忍は同じ班であり、忍が男であることを知っていた?
    だから摂理ちゃんは確率操作を使い推理した時、実は事件の真相にたどり着いていたのではないか。
    そして、原因は分からないがライトスタンドを壁側においてしまったのは摂理ちゃんであったのではないか。
    ライトスタンドさえ動かさなければ忍が犯人にならなかったことに推理で気づいた摂理は忍をかばい、自身が犯人となることを決断する。
    死体に後からナイフの傷ができていたのは自身が確率操作を使い、トンネル効果で壁抜けをして双子に見つからずナイフで狼花を刺したと言い張るためだった。

    と、以上です!


    ……空澄ちゃんの行動の真意が不明なんですよね。
    ワンダーを檻に閉じ込めたのも、女子トイレに入り浸ってたのも。
    ワンダーを遠ざけ、おそらく確率操作を使って謎触手を躱して、女子トイレにある『何か』を探していたのだと思うのですが。

    魔物犯人説は、明らかに映画の映像で出てきたゴーストと事件での描写が違うので、違うと思います!

    作者からの返信

    長文推理、じっくり読ませていただきました!('◇')ゞ
    当然作者としては、現段階でこの推理が肯定できるものか、否定されるべきものかは明かすことができません。
    自信がないようでしたら、時間を置いた後、ヒントを閲覧することを勧めます。正解不正解はそれでわかるはずです。

    本筋に関する推理は肯定・否定が難しいので、脇道に関してつつかせていただきます。
    ライトスタンドが動かされたシーンは、作中で描かれています。
    描写がわかりにくかったならすみません。微修正しておきます。
    「The trickster made a mistake.」にて、狼花が空澄の手から奪い取った際に場所が移されました。
    接理はライトスタンドの件については、何ら関与していません。