◇◆◇First Case 「読者への挑戦状」◇◆◇
『ようこそ、読者のみなみなさま。よくぞここまで辿り着いた』
『この魔王ワンダーが直々に褒めて遣わす』
『うん? どうした、そのように怯えた表情をして』
『くくくっ、みな、魔王の力に恐れをなしたか。だが――えっと、台詞なんだっけ』
『あ、そうだ。――だが、我が力はこれでも全盛期より――えーっと、――全盛期より……』
『ああ、もういい! カッコイイ魔王様ムーブやめ! 自然体で行きます!』
『はーい! みんなのアイドル、ワンダーです☆』
『いやぁ、ここまで色々あったねぇ。突如現れる異世界の侵略者! 覚醒する魔法少女たちのコズミックパワー! そして明かされる主人公の恋人の正体!(※このあらすじには大いなる間違いが含まれています)』
『とまあ、適度な嘘バレを設置しておきまして』
『いやぁ、どこでネタバレに触れちゃうかわからないからね。まだ読んでない人は、第一話からちゃんと読んでここまで来てね?』
『魔王様に挑むのに、中ボスのダンジョンを飛ばすことなんて許されないのだ! あーっはっはっはっはっは!』
『えー、では、改めまして! 推理に必要な手掛かりは、物語の中で全て提示いたしました! これより、読者への挑戦を開始させていただきます!』
『もちろんやることは、ゲームの参加者と変わらないよ!』
『キミたちには、事件の【真相】を突き止めてもらいます!』
『最初に言った通り、【真相】っていうのは、
『ちなみにこの【真相】探しは、自殺や事故死である場合にも発生します! まあ、カマセちゃんがあれだけ派手な死に方をしてくれたのに、そんなクソみたいな展開じゃ読者も満足しないだろうからね! たぶんないんじゃないかな!』
『メタ読み、大いに結構! あははははははは!』
『えー、推理パートを始めるにあたって、以下に条件および前提事項を示します!』
・この物語において、空鞠 彼方は信頼できる語り手である。彼女が幻覚を見ている/見せられている、あるいは二重人格であるといった可能性は存在しない。
・【犯人】がいるとするならば、それは「登場人物紹介」のページに名前が含まれている人物である。ただし、ワンダーは【犯人】ではない。ワンダーに従う魔物が魔法少女を攻撃したということもまたあり得ない。
・物語内に描写のない物体や現象、科学技術、魔法が事件に用いられてはいない。
・魔法少女やスウィーツ、魔物、魔王が持つ特殊能力を除き、物語の世界の物理法則は現実の世界と同一とする。また、ワンダーの課した制約は絶対であり、魔法少女は固有魔法以外の能力を用いることができない。
・物語内で語られた魔法のルールや法則に関して、嘘や間違いは含まれていない。
『はい、以上となります! やっぱり推理はフェアにいかないといけないからね! ルールは大事だよ!』
『ルールやら何やらをちゃんと把握してもらうために、「登場人物紹介」、「ルール説明」、「施設紹介」のページも用意しておいたからね! 本編での説明をまとめた――まあ、一部はこれから出てくる情報もあるけど――そんなページだから、必要なら確認しておいてね!』
『あー、あとそれから、作者を名乗るゴミからもお願いがあるそうです。めんどいけど、これも確認しておいてね』
・固有魔法や魔法に関するルールについて重要な点は物語の中で示しましたが、質問があれば受け付けます。その場合、「読者への挑戦状」ではなく、各話の感想欄(小説家になろう)、あるいは応援コメント(カクヨム)に質問をお書きください。
・読者の推理は、この『First Case 「読者への挑戦状」』の感想欄(小説家になろう)、または応援コメント(カクヨム)に投稿していただくようお願いします。
この注意を守らず、未読の方や、他人の推理を見たくない方の目に付くような場所に投稿する行為は控えていただけますようお願いします。
また、推理を投稿する方も、なるべく他人の推理を見ないようにしておいた方が楽しめるかもしれません。他人の推理を見たくない場合、書き込まれる際は誤って見えてしまう可能性があるのでご注意ください。
『はーい、この二点だけだそうです!』
『まったく、無駄な時間を使わせやがって、って感じだよね!』
『だから今度は、有意義な情報を教えてあげようじゃないか! この事件の謎を解くためのアドバイスだよ!』
『ただし見たくない人もいるだろうから、文字化けさせておいとくね』
『レベルの高い読者様なら、文字化けしてても自力で解読できるよね! あはははは!』
『まあぶっちゃけ、外部のサイトで普通の字に変換できるんだけどね。アドバイスが読みたかったら、そっちにコピペして変換してよ』
『文字化け 変換 って調べれば、やり方もわかるんじゃないかな?』
『一応教えておくと、Shift_JISからUTF-8に変換すれば正しく巻き戻せるからね』
『ではヒント、いってみよう!』
ヒント①
證怜捷縺ョ荳ュ霄ォ縺ッ莠倶サカ縺ィ逶エ謗・髢「菫ゅ@縺ェ繧、
ヒント②
縺ェ縺懷スシ譁ケ縺ョ鬲疲ウ輔〒豐サ縺帙↑縺九▲縺溘°縺ッ豺ア縺剰ソス蜿翫☆繧九↑
ヒント③
莠梧萱縺ォ縺ェ縺」縺溘i諤ェ縺励>譁ケ繧帝∈縺カ
蛯崎ィシ縺ッ謨ー轤ケ縺ゅk
『以上となります!』
『いやぁ、読書レベル100のキミたちなら、文字化けしてても普通に読めちゃったかな?』
『だとしたらえらい! ボクが褒めてあげよう。パチパチパチーっと』
『それでは、大変長らくお待たせしました!』
『これより読者のみなみなさまは探偵役です! その聡明な頭脳を用いて、【犯人】をみんなの晒し者にしてやるんだーっ!』
『ボクからの挑戦状、受け取ってもらえるよね?』
『あはは! あははははは! あははははははははは!』
『あーっはっはっはっはっは!』
『――推理、スタート!』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます