第2話 7年越しの正夢
夢の中でも現実と変わらず仕事していたり、友人と談笑していたりとか。現代人ならこういう内容の夢ってよく見て当たり前だと思うのです。でもそれがただのリアルな夢ではなく、予知夢だったら…?
私がまだ小学生になったばかりの頃に見た夢。夢の中の私はセーラー服で、窓際の席で何やらテストを解いていました。
(この問題、夢で見たやつや…!!)
夢の中の私は、どうやら夢で見た内容と同じ問題に出会ったようです。でも、答えが分からない。
(夢で見たから気になってたのに、なんで肝心な時に覚えていないかな、、)
夢の中で夢の詳細を覚えていなかった自分を恨むという、よく分からない状況。そこで目が覚めました。
7年後、私は中学2年生になり、あの日夢で見た制服を着て毎日登校していました。そして中間テスト、理科の問題。
(この問題、夢で見たやつや…!!)
セーラー服を身にまとい、窓際の席でテストを解いていた私は7年前の夢と全く同じことを思っていたのです。
この夢見たの覚えていたのに!見た意味ないじゃん!!と、現実の私も夢を見たことは覚えているのに、肝心な問題の答えを覚えていない事に腹を立てました。
これは予知夢だったのでしょうか。でもそうだとしてもあまりにも役に立っていない(笑)。
今回のように、数年越しとまでは行きませんが役に立たない予知夢を度々見ては正夢になった瞬間に(夢で見たやつや!)と驚き、そのあとだからなんだ、となって終わります。
皆さんは夢に出てきますか?未来の自分。
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