2. 書籍化の流れ
2-1. カクヨム運営さんからメールがくる
さて、書籍化がどんなふうに進んだのかを書いていきましょう。
最初の連絡はカクヨム運営さんからでした。
「もしや『ミュゲ書房』の内容についてクレームか?」
と思いましたが、
「カクヨムコンでは何も注意されずに読者選考を通過したから大丈夫なはず……さては書籍化の打診……」
とすぐに思考は切り替わりました。
予想通り書籍化についてのメールで、内容は編集さんからの面談希望。『ミュゲ書房』を読んだ感想も書かれていました。
ここから先は、担当編集さん(以下、編集さん)と直接やり取りしました。
当時のメールを見返したところ、私の気持ちをよく表している記述があったので(すっかり忘れていました)、抜粋しておきます。
―――――――
「それにしてもよくオファーをくださったものだなあと、嬉しいのはもちろんなのですが、〇〇(担当編集)様、△△(編集長)様のご判断にじんわりと感動し、同時に楽しい気持ちが持続しています。」
―――――――
感動と楽しさ。
これは改稿中も今も、ずっと持続中です。
改稿が難航することもありましたが、それも含めてすべてが楽しかったです。
これは編集さんの能力とお人柄のおかげです。
誠実な仕事ぶりはもちろん、穏やかで優しくて落ち着いているという、私にとっては理想的な編集者でした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます