栽培経過編
はい、栽培経過編です。前回準備を全て終えたため、後は水をあげるだけになりました。1週間もあれば発芽すると書いてあったため、水を絶やさずにしてできるだけ日に当たる位置に調節したりと植物にとっていい環境作りを心掛けていました。ですが、1週間してもなにも起きませんでした。この時の絶望感は家の鍵を落とした時に匹敵すると思います。育たたなかった、あれだけ準備したのに、そんな事実を日が経つほどに痛いほど実感しました。なので、考え方を変えました。
この生き物たちを甘やかしすぎたのだと。そのため、水を1日おきにあげるペースに変えました。これで育たなかったら他の種を植えようと決め、経過を観察しました。すると、放置している間に芽が出ていました。その瞬間、これまた妙な達成感を感じ安堵しました。育ちきってくれれば食べることができるので胸が高鳴りました。
その後も水を与え続け、土に刺すだけの肥料を買い与え、順調にすくすくと育ってくれました。その育っていく様子は、時間はどんどん過ぎ去っていくことを暗示しているかのように思えて、感傷的な気分にさせてくれました。さて、時間が過ぎ去っていき季節は冬になりました。収穫編に続きます。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます