第64話 終業式それは始まり8
駅から結崎を運んできた俺。
俺の背中に居た結崎は……汗で濡れているのはもう触れない方がいいな。っか俺が汗かいていたから悪いな。
とりあえず俺は結崎部屋の前で下ろすと結崎が自分で部屋の鍵を開けた。
「大丈夫か?生きてるか?」
「……うん」
「ちょっと部屋の中入るな。とりあえずエアコン入れて……だよな」
「う、うん」
俺は結崎の部屋にはじめて来た。ではなかったので、なんとなくわかる結崎の部屋の中をうろうろと。
いや、うろうろしたのはリモコン探したからだからな?決して変な行動をしていたわけではないので。
その後無事にエアコンのリモコンを発見した俺は、電源のスイッチを入れる。
エアコンは良しである。
俺が電源を入れて少しすると涼しい風が出て来た。俺はそれを確認してから結崎の元へ向かった。
ちなみに俺がエアコンのリモコンを探している間に結崎は自力で室内へと入って来ていた。ふらふらな感じだったがな。
「結崎。とりあえず楽な姿勢で安静にした方がいい。なるべく見ないようにするから……服も緩めれるところ緩めたほうが楽かと。とっとと靴下とかは脱いだ方が楽と個人的には……だがな。あと水分とれるなら取ってくれ」
「うん……ありがとう」
俺が言うと結崎は水分を飲み。飲み終えると結崎は靴下を脱いだ後、すぐに横になりちょっと制服をいじっていたので、俺は見ないようにして……。
その間に俺は熱中症時のことをスマホでさっと調べ。
結崎に一声かけた後。結崎のところの冷凍庫にあった保冷剤をいくつか出して結崎に渡した。
「直接よりハンカチとかタオルに包んでの方がいいかもだけど。とりあえず首や、太腿、脇の下を冷やしたらいいみたいだから。ネット情報だがな」
「ありがと」
俺が保冷剤を渡すと結崎は身体に当てて気持ちよさそうな顔をしていたから。多分大丈夫そうか。とか俺は思いつつもそれからしばらく結崎の様子を見ていた。
結崎の様子的に、落ち着いて来たから。ここで帰ってもよかったかもだったんだが。さすがにね。心配というか。結崎は1人暮らしなんでね。この後ぶっ倒れてました。はなんか嫌だったので、俺は残り再度ネットで熱中症に関してネットを見ているとり結崎はちょっと落ち着いたのか。身体を起こしてこちらを見ていた。
「えっと……その松尾君。ありがとう。ごめんね。家まで」
「うん?いや、大丈夫か?よかったよ。軽かったみたいで。っか横になってなくていいのか?」
「大丈夫。ほんとごめん。松尾君には迷惑かけてばかりだね」
「いいよ。っか、暑いときに激しい運動は禁物かと」
「 ……今後気を付けます。はい」
俺が言うと結崎がちょっと恥ずかしそうに?ではないが。ばつが悪そうというのか。まあそんな表情をしていた。
「っか、長宮さんは……まあ、大丈夫か。強そうだもんな」
「多分ね。遊ぶことなら奈都すごい体力だから」
「子どもかよ」
「ふふっ。松尾君。それ奈都の前で言ったら大変なことになるよ?」
「……それはやばいな。気を付けないとな」
とりあえず少し横になったからか結崎は復活したらしい。多分な。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます