わたしは思う。
男性がこんなリアルな女子高生を書けるわけがない!だからといって女子高生が、このようなレベルの高い文章を書けるわけがない。
ここから導きだされる答え……スバリ久里さんは二十代女性である!!
(笑)
それくらい花蓮ちゃんと典子ちゃんが生き生きと描かれていて、こんな女子高生がどこかにいそうです。
しかしホテル前で逃げたら勝ちとか、彼女がいたら負けとか、本当の勝負をする前に勝敗がついているところが面白いです(≧▽≦)
外野にいる二人、試合のリングに上がるんだ!
作者からの返信
応援ありがとうございます!
二十代女性……うふふ。そんな気がしてきました(^^) そういえば以前、星都ハナスさんもそう思われたことがありました。生き生きと描かれていて、どこかにいそうなリアルな女子高生、とのお言葉、うれしいです!
それにしても、恋がテーマなのに、本当に恋の手前で悩んで前に進まない二人でした。。試合のリングに上がるんだ!、、まったくその通りですよね(^^) こんな子たちもいずれ恋に踏み出す、、はずです。彼女たちの前途に明るくたのしく甘酸っぱい恋が待っていますように!
女子高生の気持ちの描写がリアルに感じられました。早く大人になりたいと願う一方で、子供でいたいと願う。それを「できるだけ長く成年と幼年の狭間で揺蕩っていたいと希う」と表現されているところが、とても好きです。
「英単語帳の君」が一緒に居たのは「彼女」ではないかもしれないのに傷付く心。独特の心の揺蕩いを受け止めあえる存在が在って良かったです。典子ちゃん、やさしい子ですね。この御話も素敵でした! 次章も楽しみに拝読しますm(__)m
作者からの返信
応援ありがとうございます!
成年と幼年の狭間で揺蕩う女子高生、その気持ちがリアルに感じられたと仰っていただき、ほっとしました。表現をお気に入りいただいて、うれしいです。
「英単語帳の君」のことも、まだあきらめるのは早いのかもしれませんね。それを確かめるのが恐いと思うのもたぶん乙女心。一方典子ちゃんはさばさばしていますが、それでも花蓮を受け止めるあたりはやさしい親友ですね。書いていて楽しい子でした。
次はまた雰囲気が変わります。そちらもお楽しみいただければ幸いです!
10年後も花蓮ちゃんは同じように勝敗をカウントしているような気がします。ただそのときは人生の折り返しが迫っていると思いますが。
しかし英単語帳の君との一敗は、描写もされない野郎との一敗と混同するには惜しい一敗ですね。
どれだけ負け越そうとも、けがえのない一勝を手にできればいいんじゃないかなと思う0勝5敗の人間より。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
そうですね。花蓮は本当の恋を見つけるまで勝敗をカウントし続けるんでしょうね。もしかしたら本気の恋の後も。。。
英単語帳の君との一敗は、次に続く、価値ある一敗ですね。
ともかく、花蓮には負けを恐れず勝負を続けて、いつか勝ちを手にしてほしいものです。本当に、勝ち負けの数は問題ではなく、一生ものの一勝を手に入れることさえできればそれでいいのだと思います。今0勝でも、何敗してても、最後に一つ勝てばいいんですもんね!
編集済
処女は散らされる直前に価値が極大化する、という性質を考えると、仮想通貨よりも売り抜けが難しそうですね。
「酷だね」そうだね、処女だったことがないので実感は難しいですが想像はできる気がします。。
けど花蓮ちゃんも典子ちゃんも、大事に取っておいてよかったと思うよっ!?
値上がりを待つと言うより、勝ち負けでは測れないものがお付き合いの先にはあるわけで。
いいですね、Sourの中に甘さも感じるエピソードでした!
作者からの返信
応援ありがとうございます!
処女の売り抜け…難しいテーマですね。私も処女だったことはありませんが(^^;)、、いまは無理に売らなくっていいような気がしますね。そのうち勝ち負けなんかじゃない相手が現れるはず。いましばらくは価値の騰落からは超然としていてほしいものです(^^)
Sourの中に甘さも感じていただいたとのこと、うれしいです!
あー、花蓮は、告白するまでもなくふられてしまったみたいですね。あるある。
>「だってもう一勝したからね」
>声をかけられた時点で勝ちらしい。
立派な勝利でしょう(笑)
こちらからフッてやったなんて、勝利者の振る舞いですよ。
わたしも典子と同じで、「いい女だった(こういう前振りいらない?)けど、フってやったんだぜ」ってな感じで胸張ってしまうと思います。
おもしろかったです。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
おもしろかったとのお言葉、うれしいです♬
告白せずに終わると、未練が残りそうですよね。。また前を向いて進んでもらいたいものです。
声かけられたら勝利、やっぱりそうですか。そうですよね。となると、いい男は勝ちを献上するつもりでまめに声をかけるべき……それはやり過ぎか。
で、最後はフラれる、と(^^;) どうせフるなら、相手はいい女・いい男(嘘でもちょっと盛って)、ですよねー。
いやー、『Burning』も『Sour』も、ものの見事に入り込まされるんですけど、あ、だめだこいつ、って、なります! だめな部分がはっきり書かれてるわけじゃないのに、だめなのがわかりすぎて。ほんと、残酷ですね! と、この作品のテーマが掴めてきたところで、さあ、次は何が来るんですか? なんとも言えない、味わったことの無いドキドキ感があります。緊張感かな? ちょっと形容しきれないです、この感じ。すごい……。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
だめなのが分かっていただけましたか♬ そうなんです。だめなところも感じていただいて、弱い心や未完成な心にツッコんだり、説教したり愛おしんだりしていただけたらいいなと思って書きました。
残り2編はまたすこし違った手触りのお話になると思います。そちらにも入り込んでくださるとうれしいです!
典子ちゃん、鬼か(笑) 笑っちゃったけど、だめだよー、逆上させたら危ない目に遭うこともあるよ……と思ってたら、ホテルの看板てw 典子ちゃんと花蓮ちゃんはいつ現実を知るだろう……壁と天井とシャワーとベッドのために四千円出してくれる男はまだマシなほうだぞ(^^;
……っと、ええええっ、それで敗けで終わっちゃうのかー。高校生の淡い恋への憧れと女友達との競争心……そっかー、みんなこういう感じだったのかなと思いました。私にはなかったので。。。というか、本当に本物の恋をしたら、こんなふうに友達には話さないんでしょうね。
『Sour』……確かに、蜂蜜を入れていない酸っぱくてほろ苦い、シュワァ……としたお話でした。
琳さんてほんとにタイトルセンスがいいですよね! ちょっと爪の垢がほしいです。。。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
最初から逃げるの狙いだったらそのうち刺されちゃいそうですが、今回は勘弁してあげてください。。そうですか、四千円出す男はまだマシですか(そういえばトイレ不倫で話題になった人もいたような)…典子ちゃんたちにはまだその現実は知らせないでいてあげたいですね(^^;)
今回は、恋の門前でうろうろするお話でした。本物の恋をする前の予行演習みたいな。それでもきっとそのときは真剣で、心底からうれしくなったり落ち込んだりするんだろうなと。
タイトルセンス、お褒めいただき光栄です♬ 物語のエッセンスが表れるように、でも説明的にならないように、、、むずかしいですよね。
恋に恋している女の子、なんでしょうね多分。彼女は誰かと付き合ったら長く続きそうだなと思いました。
典子のキャラ面白いですね、さばさばして好きです。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
恋に恋してる、そうですね。そして一歩手前で、その先へ進むのをためらってしまってるんだと思います。たしかに、簡単に付き合わないかわり、付き合い始めたら長いかもしれませんね。
典子のさばさば、お好きとのこと、よかったです! 実は私も好きなのです(^^)