応援コメント

第’話」への応援コメント

  • 逆に颯が酔った場合も見てみたいです

    作者からの返信

    「ねえ、ゆーま顔真っ赤だよ」
    「……ん?そうか?」

    叶の目から見ても、颯の顔は赤く染まっていた。ただそれは羞恥によるものではなく、明らかに飲酒によるものだと見て取れる。
    二人で隣の椅子に座っていたのだが、颯の座っている椅子の近くには空のワイングラスが置いてあった。それを間違って飲んでしまったのだろう。

    「お酒飲んだんだね……。眠いでしょ?」
    「……ああ、酒飲んだからこんなふわふわしてんのか。ちょっと眠いわ」
    「だよね。もう寝よっか?」
    「ん、そうする」

    颯は慣れない酒にそうとやられているようで、立ち上がるのも難しそうだった。少し大変だが、叶が支えて立ち上がらせる。

    こうして密着すると、颯のがっしりとした体が意識されてしまって恥ずかしくなる。今は颯が寄っているからしょうがないのだと自分にいい聞かせた。

    テントの中で、颯を横にならせる。

    「お休み、ゆーま」
    「ん」

    何を思ったのか、颯が手を伸ばしてくる。不思議に思いつつ手を取ると、視界が一転した。

    何が起きているのかわからずあたふたしていると、彼に力強く抱きしめられる。叶は今、寝転がっている颯に抱きしめられながら横になっている。男子にしては美容に気を遣っている彼から、シトラスのいい香りがした。

    心臓が静かに、しかしいつもよりも速く高鳴る。
    さすがに叶としても理性やら何やらが持ちそうになかったので、腕をぺちぺちと叩いて抗議したのだが、酔った颯が眠りから覚める様子はない。

    翌朝までその姿勢だった。
    叶はそれゆえにあまり眠れず、朝になると颯に抱き着いていろいろと大変なことになったのだが、それはまた別の話。

  • あんまああああああぁぁぁぁぁぁぁぁい‼︎

    作者からの返信

    ありがとうございまぁぁぁぁぁす!!(笑)

    甘い物語は読んでいて楽しいですよね……。