路面電車の黒人パフォーマンス
路面電車に乗ることにする。改札にパスを通し、電車へ。
すると、電車の中には黒人の集団がおり、一車両目の半分くらいを占拠している。車内のテーブルを広げており、その先は通るスペースがなかった。
乗ってしまった以上、降りることもできない。
とはいえ、座りたかったので、席を探す。入り口付近の座席は埋まっており、黒人パフォーマンスの集団に近づかなくては席はなかった。
仕方なく、先を進む。相席になってしまうが、空いてる席があったので座る。
私の隣に座っていたのは白人の少女だった。病気を抱えており、髪が短い。そのため、当初は少年だと思い込んでいた。
彼女は天才であるが、病気のために実力を発揮できないでいる。
名前はAKIRAといった。
黒人パフォーマンスの中に冴えないデブチビがいた。白人の少年である。
そのチビ白人のパフォーマンスを間近で見ることになる。
やがて、黒人パフォーマンスの集団は電車を降りた。私は少し微睡む。
電車を乗り過ごしていた。降りると、何度か来たことはあるが地形を覚えていない駅だ。
路面電車の駅にしては大きなビルが多く、開けている。
乗り換え先の駅ビルを目指す。
道がわからないので、目の前の人に着いていくと、薄汚い廃ビルに入り込んでいた。
その3階で突き当りがあり、横にスライドする小汚い扉があった。間違いだと気づいて降りる。2階で目の前の人が立ち止まり、小用を足した。階段の脇にトイレがあったのだ。
私は駅ビルに辿り着く。ちゃんとした建物だった。どうして間違えたのか疑問だった。
路面電車を途中で降りる。
今日は蕎麦屋でカツ丼でも食べてから帰ろう。
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