みんなにお団子を配ろうの巻

旅館のような、集会所のような場所で、お団子を作っていた。串に刺したりはせず、お皿に盛り付けていく。三色のお団子を三つ盛り付けた。

関羽に命令されてやっていたようにも思う。


まずは一階にお団子を並べた。次いで、二階に行き、どんどんお団子を並べる。

何の集まりだったかは忘れたが、次第に人も増えてきていた。団子だけでなく、酒粕饅頭のようなものもできていて、それも配る。

桑しーという人の席があった。あの人、来てるんだなと思う。いや、くわさんだったかもしれない。


「俺は団子いらないから」

そう言われた。だったら饅頭を置こう。そう思い、酒粕饅頭を置く。

いつの間にか団子を置くことに生き甲斐を感じていた。

「いらねぇって言っただろ!」

怒鳴られてしまった。私は焼き饅頭のカリカリになったものを口に入れる。

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