洗っても汚れが落ちない
新しく食器を買ったようだが、置き場所がおかしい。足元に近い棚の下方に置いてある。こんなところに食器を置くべきではないだろう。
場所を変えることにした。スープ皿に水が溜まっていたので、なんとはなしに絨毯に水を落とした。すると、思ったより水が多く、部屋に水溜りができた。どうしたことかと押し入れを開けると、押し入れの天井から水が溢れだし、さらに水溜まりは広がっていく。
それは夢だった。
そんな場所に棚はないし、絨毯のない畳敷きの部屋だ。だが、新しい食器はあった。
しかし、なぜか汚れがあるので、洗うことにする。スポンジでは汚れが取れないので、タワシを使ってゴシゴシ洗う。それでも汚れは取れない。さまざまな洗浄用の器具を試すが、汚れは落ちなかった。
田中さんとラーメンを食べに行った。複合施設だったので、互いに行きたい店に行く。
私は激辛ラーメンの店に行きたかったが、この日は閉まっていた。仕方なく、一蘭で豚骨ラーメンを食べた。中本という選択肢もあったなと思うが、いつも行っているのでいいかとも思う。
チェーンでないコンビニがあった。
店内にはアルバイトが四人おり、皆やる気に満ちた態度だった。店長に魅力があるのだろうか。
とはいえ、店に入ったものの何も買わなかった。
エレベーターまで着くが、ちょうど行ってしまったところだった。
仕方なくボタンを押そうとするが、ボタンは頭上にあり、ジャンプしてどうにか手が届いた。ボタンを押すと、エレベーターの扉が開く。扉が閉まっていただけで、まだ動いていなかったのだ。エレベーターには二人ほど人がいた。
エレベーターに入ると、田中さんが話しかけてくる。私は二人のうちの一人が知人だとは気づいていなかった。
どのラーメン屋に行ったか話す。一蘭に行ったと話すと、こんなところまで来て博多ラーメンなのかという顔をされた。
帰り道、もう一人を加え、三人でコンビニに寄る。買い物を終えたが、二人はまだ商品を選んでいる。
飲み物が欲しくなったので、ペットボトルでも買おうかと思ったが、レジ前に紙パックのぶどうジュースがあったのでそれを買うことにした。レジにぶどうジュースを置くと、すでにストローが刺さっており、ジュースが溢れ出してくる。
「こちらの商品でもよろしいですか?」
そう尋ねられ、肯定しそうになるが、いいわけがない。店員が別のジュースを持ってきて、ストローを刺す。すると、やはりジュースが溢れる。それを何度か繰り返した。
私は、ストローを刺さなければいいのに、と思っていた。
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