麻雀雑誌
麻雀雑誌にコラムが載ることになった。目次の中に**プロと書かれており、こそばゆい気持ちになる。
コラムの内容をスピーチすることになっていた。緊張して会場の周りを何度も行ったり来たりして時間を潰す。途中で瀬戸熊プロとすれ違う。顔見知りなので、「いってらっしゃい」とあいさつした。
スピーチはエッセイの内容をそのまま読めばよかった。エッセイは伊集院光が書いたもので、ドラクエ1について書かれていた。
ゲームをやめる際に装備をすべて外し、カスタム武器だけにしていた。カスタム武器は「じゅる」という名前で、踊り子で主人公の愛人という設定だった。
しかし、ゲームを再開した時に装備が何もなく、どういう状況でやめたのかも覚えていないので困った。
カスタム武器は初代作だけにしかなく、のちのシリーズに受け継がれなかったが、こういう想像の余地があるような要素を充実させてほしい。
これがエッセイの内容だった。
当時、「青い竹槍」のようような弱そうな名前しか付けていなかったので、伊集院光の発想に感心する。
伊集院光との会話中に、今ならどんな名前にするかという話になった。私が「虚空」と答えると、「普通のことを言うね」と言われてしまう。
結局、スピーチは予定よりも早い時間で終わってしまった。
獄中にいるヒロミをインタビューする。レポーターとして、それっぽい演技をしつつ、ヒロミを口車に乗せて、言葉を引き出そうとしていた。
ドラクエの話になり、一緒にプレイすることになる。
この流れは、オンエアを見ると、おもしろおかしく編集されていた。
ひとしきり笑った後、その編集の巧妙さに感心した。
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