マーダーミステリー
殺人事件を題材にしたゲームをプレイする。
説明書には主人公として10人の男女のイラストが載っている。その下にはサブキャラの紹介があった。
物語は進行し、男女4人の中で諍いが起こる。そして、その背後には幼いころに起きた殺人事件の影があった。その事件は自殺として処理されている。
やがて、4人はこの諍いは殺人者が仕組んだものだと気づく。4人でそれぞれを監視し合っていさえすれば、殺人は起きないものだと思っていたのだが……。
ところが、このゲームは体験版だった。そのため、半端なところで犯人はわからず、プレイヤーも殺されて終わってしまう。
消化不良な気持ちのまま寝ることにする。
眠りにつこうとしていると、私を殺そうと弟が現れた。殺人事件の犯人は彼だったのだ。
私はすぐさま反撃し、腕を極めて動きを封じる。しかし、それ以上のことはできず、互いに動くに動けない状態となった。
仲間に電話して犯人の正体を伝えたい。Siriを起動させて、電話をかけようとする。しかし、呼び出そうとしてもなかな上手く言うことをきかせられず、どうにか電話をかけさせたと思ったものの、つながった先は留守電であった。こんな時にマジかと思うが、留守電に犯人の名前を伝える。
大声を出していると母が起きてきた。
弟は俺が犯人であると、ウソの情報を伝えようとする。
まあ、そうするわな、と思うも、そのままにもしていられない。こちらも犯人が弟だと伝え、母を説得する。
母になんとか信用してもらい、弟をガムテープで縛って拘束することにする。
母はその作業に手間取っており、そうこうしていると細田さんが起きてきた。
(※「学校であった怖い話」に登場する太った青年である)
彼にも事情を説明して協力してもらおうとするが、興味なさげに去ってしまう。
「あなたはそういう役に立たないポジションなんでしょう!」
私は怒りのあまりそう叫んでいた。
警察を呼ぼうと思い立つも、そもそも最初の殺人の時に死体をどうしたのか、その時になぜ警察を呼ばなかったのか、そのことを思い出せなかった。
そのことが引っかかってしまい、呼ぶに呼べなかった。
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