フランクフルトとピーマン串とフルーチェとエメラルドグリーンのスープ
祭りに急いで向かっていたが、すでに終わりかけていた。
屋台があったであろう場所に大量のフランクフルトが落ちている。走っていたせいか一本が靴に入り、慌てて取り出す。
屋台はほとんど店じまいしており、残り物をみんなで食べていた。
鉄板焼きをしていたが、肉は焼き途中だったので、鉄板のすみにあったピーマン串にパクつく。
「スープはいかが?」と姉が話しかけてきた。妙に優しい。
見るとフルーチェが置いてあったので、それのことかと問うが、さすがに違うらしい。
「アルコールはいる?」ときかれる。やはり異様に優しく、気まずかったので断る。大きな鍋の横に置かれた冷蔵庫にウメッシュのような缶が置かれていた。
大きな鍋からすくった、薄いエメラルドグリーンの冷たいスープが出される。
食べる前に目を覚ました。
お腹がすいた。
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