第5話  入院生活

入院生活一日目


病院のベットのくせにすげーふかふかでとても良く眠れました。はい。

家のベットより寝心地良いわ!


昨日この高級ホテル…もとい病院に運ばれたのが夏休み初日。


俺には友人と呼べる人が居ない。悲しい事に…

ってか男が居ない…

この世界は極端に男が少ない。この日本に置ける男女比率現在1:20

日本の総人口7000万人。つまりは男性350万人。

しかも男性平均年齢が43歳とゆう…若年層の男性が少ない!


歴史を紐解くとこの男性出生率が減少傾向に向かい出したのが、

600年位前らしい、原因は突然変異、未知のウイルスetc…

現在も世界研究機構において原因究明中…

つまりはさっぱり解らん!って事らしい。


男性を取り合う為の世界戦争まで過去にあったとか…

歴史の教科書に載ってた。

その戦争中。餌にされた各国の男性達が奮起し戦争反対デモお起こした。

そんな中どこかのおバカな国がその一部のデモに向かって誤爆したらしい…死者負傷者数万人だったとか…餌をゴミに変えるとかアホでしかない。

おバカな国は世界を敵にまわし、非難殺到。

挙句の果てにはその行為にキレた数か国により集中砲火そして壊滅。

事件を切っ掛けにやはり男性を大事にしましょうとゆう事で戦争終結。

今では終戦記念日として世界での祝日となる。


日本では島国だった事もあり戦争我関せずで男性を保護とゆう形で隔離しようとした。そして男性も誤爆ニュースを聞いてそれを承認。

当時の日本政府は男性を囲えた事に孤軍奮闘。

施設、待遇、ひたすら甘やかし子育てに勤しむ。

そんな経緯があって終戦後の日本の男性は他の国よりも多くあったとか…

やはり暴力は何も生まないって事か… 

いや、この場合は日本だけがお花畑だったのか?


だが、戦争後 男性保護が当たり前になってきた頃、男性自体が助長し勘違いを始めた。 

《守られるのが当たり前》 《男は尊い存在》と。

性格が歪み始めたが、誰もがそれを指摘できず困った政府は国主催のお見合いパーティーを開催する様になった。

一定の年齢に達した男女はランダム抽選によって格100名ほど集められる。


だが所詮は政府主催。大企業、名家、財閥等のお嬢様が集まった所で高飛車に染まった男性を相手に出来るはずもなく悉く失敗。

病気を理由に半分も男性が来ないことも…

そんな理由で男子が生まれるはずもなく、今に至り男性出生率が減少傾向に頭を抱える日本国政府らしい。



長かった…


「お早うございます」

と、入って来たのは平川先生だった。


「おはようございます」

と、返事をしたところで後ろからゾロゾロと綺麗なキャスト達が

ん?キャスト??


「高柳様

当院の代表が挨拶をしたいとの事でしばしお時間よろしいでしょうか?」


えっと、んー 堅苦しいな…

「えっと 平川先生、ごめんなさい、堅苦しいの苦手なんですよ。

ましてお世話になるのは俺の方なのに…」


「そっか、じゃー冬夜君 こちら当院長の平川と外科主任の平川です。」


ん?

紹介された二人をみれば大人雰囲気フェロモンぷんぷんで色っぽいな…

にしても二人共平川って…


「もしかしてお姉さん達ですか?」


「「そうよ」」


「ちょっとお母さんは違うでしょ!」

「えっ?…お母さん?」

なん‥だと…うちの母親と大して変わらないぞ…

「初めまして冬夜君、等院長代理の平川 裕理です。私の事はゆうりって呼んでね。」

「始めしてだね冬夜君。外科主任の平川 彩です。私の事はあやでいいからね。」

「解かりました裕理先生、彩先生。昨日からお世話になってます高柳冬夜です、入院中ご迷惑をお掛けする事もあるかと思いますが宜しくお願いします。」


院長代理とはいえ態々挨拶に来るって…

暇なのか?






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