【二年生編開始】異世界帰りの邪神の息子~ざまあの化身が過ごす、裏でコソコソ悪巧みと異能学園イチャイチャ生活怨怨怨恩怨怨怨呪呪祝呪呪呪~
ロケーション"優勝トロフィーと表彰状、写真の展示エリア"・アイテム"優勝トロフィーと表彰状、写真の展示エリアを撮影した機器と現像写真"
ロケーション"優勝トロフィーと表彰状、写真の展示エリア"・アイテム"優勝トロフィーと表彰状、写真の展示エリアを撮影した機器と現像写真"
ロケーション"優勝トロフィーと表彰状の展示エリア"
正式名称不明
対処方法
放置
概要
優勝トロフィーとその写真は、かつての異能学園の正面玄関を入ってすぐの場所に展示されています。ガラスケースで隔てられたそのスペースには、学園創立以降、様々な生徒が何かしらに入賞した際の表彰状やトロフィーが並べられており、その歴史ある教育機関に相応しい膨大な数が展示されています。
特に■■■■年から■■■■年にかけての展示エリアは一際奇麗に飾られており、トロフィーには■■■■年、世界異能大会個人戦部門優勝者、宮代典孝。世界異能大会個人バトルロイヤル部門優勝者、宮代典孝。またチーム戦での両部門でも、優勝チームの中に宮代典孝の名前が確認できます。
No.1に宮代典孝のことについて尋ねると、最優秀の生徒だったと返答がありました。
現在もこの展示エリアは、忘れられた学園全体の保全のため放置されています。
◆
アイテム・"優勝トロフィーと表彰状、写真の展示エリア"を撮影した機器と現像写真
現在、資料映像としてロケーションを撮影した機器と現像写真は、調査後に保管セクターに保管されています。
特A級クリアランスを確認しました。
ロケーション"優勝トロフィーと表彰状、写真の展示エリア"
正式名称不明
対処方法
放置
概要
優勝トロフィーと賞状、その写真は、かつての異能学園の正面玄関を入ってすぐの場所に展示されています。ガラスケースで隔てられたそのスペースには、学園創立以降、様々な生徒が何かしらに入賞した際の表彰状やトロフィー、その際に撮影された記念写真が収められ、歴史ある教育機関に相応しい膨大な数が展示されています。
特に2021年から2025年にかけての展示エリアは一際奇麗に飾られており、トロフィーには2021年、世界異能大会個人戦部門優勝者、宮代典孝。世界異能大会個人バトルロイヤル部門優勝者、宮代典孝。またチーム戦での両部門でも、優勝チームの中に宮代典孝の名前が確認できます。
また同年、世界異能大会ルーキー個人戦部門優勝者、藤宮雄一の名前が刻まれたトロフィーとその写真、そして、チーム戦における2部門でも、その優勝トロフィーに藤宮雄一の名前があります。
蜘蛛に宮代典孝のことについて尋ねると、この姿となった後でも、戦闘訓練で何度も煮え湯を飲まされたことがある。大成したのは当然だ。と返答がありました。
藤宮雄一について尋ねると、四年次にはもう手が付けられない境地に至っていた。と返答がありました。
現在もこの展示エリアは、忘れられた学園全体の保全のため放置されています。
◇
アイテム・"優勝トロフィーと表彰状、写真の展示エリア"を撮影した機器と現像写真。
現在、資料映像としてロケーションを撮影した機器と現像写真は、調査後にA級保管セクターに保管されています。
処置プロトコル開始まで
5
4
3
処置プロトコルの解除を確認。
管理者権限を確認しました。
情報が閲覧出来ます。
隠し処置プロトコルの解除を確認。
管理者権限を確認しました。
情報が閲覧出来ます。
完全抹消プロトコルの解除を確認。
1番、2番、3番、4番の全管理者権限を確認。
全セキュリティー、並びに隠しセキュリティーが解除されました。
閲覧は3分に限定されています。それ以上が経過した場合、全管理者が職務遂行に重大な欠陥が生じたと自動的に判断され、完全抹消プロトコルが発動します。
カウント開始。
179
ロケーション"急造チーム。花弁の壁とゾンビーズ合同チームの優勝トロフィーと記念写真"
正式名称不明
対処方法
完全放置
概要
急造チーム。花弁の壁とゾンビーズ合同チームの優勝トロフィーとその写真は、かつての異能学園の正面玄関を入ってすぐの場所に展示されています。ガラスケースで隔てられたそのスペースには、学園創立以降、様々な生徒が何かしらに入賞した際の表彰状やトロフィー、その際に撮影された記念写真が収められ、歴史ある教育機関に相応しい膨大な数が展示されています。
特に2021年から2025年にかけての展示エリアは一際奇麗に飾られており、その中でも最も目立つ場所に安置され埃一つないのが、世界異能大会ルーキー個人戦部門優勝者、藤宮雄一の名前が刻まれたトロフィーとその写真、そして、急造チーム。花弁の壁とゾンビーズ合同チームの優勝トロフィーと記念写真が存在しています。
チームメンバーの名前には、【如月優子】、【北大路友治】、【木村太一】、【佐伯飛鳥】、【橘栞】、【東郷小百合】、【狭間勇気】、【藤宮雄一】、【四葉小夜子】、【◆□◇■】の名前があります。
記念写真は正門と思われる場所で、トロフィーを掲げた男子生徒を中心に、10人の生徒が笑顔を浮かべています。
◇
調査員 ■■■■ の音声ログ
■■■■この写真もでした。花の壁に立てかけられていた写真と同じです。全員笑っていたのは間違いないのに、ふと見直したらそのトロフィーを持っている男だけが、自分達をじっと見ていました。多分、多分見定めてたんだ……我々があの、あの悍ましい場所を荒らさないかどうかを。いやいやいや、ひょっとしたら俺たち自身を。現にあの後禁書庫で 抹消済み はミイラになっちまった!
◇
アイテム・"急造チーム。花弁の壁とゾンビーズ合同チームの優勝トロフィーと記念写真"を撮影した映像機器と現像写真。
現在、資料映像としてロケーションを撮影した機器と現像写真は、調査後にA級保管セクターに保管されています。【修正済み】
■■■■■年■月■日。定期確認を行った職員■■■が、写真に写ってたトロフィーを掲げて中央にいた男性が、真っ黒な人型に変わっていることを発見。精密調査で人智を超えた呪力を発していたことが確認され、直ちに浄化作業が開始されましたが失敗。特A級保管セクターに移送されました。
特別アイテム・No.12による浄化作業失敗。
特別アイテム・No.984による浄化作業失敗。
特別アイテム・No.1211による浄化作業失敗。
特別アイテム・No.1874による浄化作業失敗。
特別個体・No.211が本アイテムとの関わりを拒否。
特別個体・No.832が本アイテムとの関わりを拒否。
特別個体・No.978が本アイテムとの関わりを拒否。
超特別アイテム・No.2による精密検査実施。全数値が計測不可能。
超特別アイテム・No.3による未来予測演算実施。未来予測失敗。
緊急特別作戦実施。超特別アイテムNo.666による浄化作戦失敗。
緊急特別作戦。超特別個体・No1000による浄化作業を計画。No.1000は本アイテムとの一切の関りを拒否。
◇
事象改変者、超特別個体No.1000へのインタビュー
超特別個体No.1000・困るんだよお宅ら。そりゃ事象とか現象を改変できる俺らみたいなのを、一応とはいえ外に出ないよう管理できてるのは凄いと思うよ? いやマジで。でもさあ、あれをここに持ってくるのは止めてくれよ。本当に困ってるんだからさ。No.211とかビビりちらしてるし、他の連中だって怯えてるだろ? ああ、勿論俺も。
■■博士・あなたはあれが何か理解できているのですか?
No.1000・(心底いやそうな顔)ほらそうだと思った。全く分かってないから、ここに持って来たんだと思ってたんだよ。分かってたんならそもそも何かしようとする筈がない。写真の写真っていうコピーのコピーでこれなんだ。悪いことは言わないから、どっかの遠い遠い無人惑星に埋めた方がいい。本物は絶対動かすなよ。まあ、動かそうとした途端死んでるだろうから、その調査員は帰ってこれたんだろうけど。
■■博士・教えてください。あれはなんなのです?
No.1000・悪。怨念。呪い。死。そういったものを全部集めて、煮詰めて煮詰めて煮詰めたモノ。ナニカの切れ端だよ。写真に写ったほんのちょっとの切れ端。それは例えお宅らが俺の枷を全部外したところで、宇宙の深淵でポツンと浮かんでる漂流者と変わりがいないレベルの深淵さ。だから俺を使ってどうにかしようとしてるみたいだけど無駄だから諦めな。それに俺自身が絶対にあれと関わらないと決めてる。
■■博士・しかし、活発に活動し始めたあれを止めなければ、それこそ宇宙の危機となります。
No.1000・だから分かってないんだって。その宇宙の危機を招きそうな写真は、この場所だからマズいんだよ。No.211とかは3000人くらい殺しちゃってるだろ? あいつに引っ付いてる怨念とか恨みに連鎖反応したから、余計に活発になり始めてるんだ。だからもう一度言うけど、誰もいない無人惑星の地下に放置した方がいいって。
■■博士・今のは……悲鳴?
No.1000・ああマズいマズいマズい。マズいぞ。マジでマズい。
◇
◇
◇
特別個体No.211が同質量の泥となっていたことが確認されました。その際、施設内において一切の異常現象は起こっていません。また、永遠と続くようなこの世のものとは思えない、No.211の悲鳴が聞こえたと証言されています。
施設内に存在する全特別個体と意思のある特別アイテムが、本アイテムを無人惑星に安置するように訴えました。
超特別緊急作戦実施が全委員一致で承認。超特別アイテムNo.1による本アイテムの完全抹消が決定されました。
失敗しました。
現在本アイテムは、専用保管惑星【霊廟】の地下深くに安置されています。
メモ
我々は本体でない、写真を撮った写真というコピーのコピーに、切れ端の切れ端に敗北したのだ。
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