サブ人物設定とか

本日投稿2話目です。ご注意ください。 



 作者的に一段落着いたので、ギャグ調のサブキャラクター紹介と設定を書いてみます。作中に出てない事をうっかり書くかもしれませんし、完結してないのに設定は見ないって方はお気を付けください。









 ◆


 がくえんちょー。学名ゴリラゴリラゴリラ。


 ご存じ真の主人公。50歳を超えた筋骨隆々のナイスミドル。


 異能学園の学園長にして、かつての日本最強。そしてブラックタール帝国宰相。


 主人公(笑)が入学時点では既に一線を退いて久しくかつての強さはなかったが、(笑)の暗躍の度に気が付けば強さも株も上がっていた。現在は、最盛期ちょっと手前まで取り戻してるかもしれないし、してないかもしれない。


(笑)が入学するのを非常に不安に思っていたが、何故か奇跡的な噛み合いをしており今では(笑)と親友。


 得意な系統は霊力で、八部衆、特に阿修羅の力を使う事に長けている。


 現在、久しぶりに教壇に立って初心に戻り、また特鬼の訓練符、猿君との毎日の激闘もあって、心身ともに非常に充実している。しかし、まさか自分の名前に役職、学園名を勝手に変えられているとは夢にも思っていない。



 ◆


 蜘蛛君


 ご存じ真の主人公。元は少し危険の蜘蛛。少鬼の訓練符だったのだが、酷使されすぎて式符はボロボロだった。


 その時の願いは休日。


(笑)が式符を綺麗にしてあげるよという善意の下、新しい式符に引っ越したのだが、(笑)の力が作用して超強化。なんとその強さは上から3番目。世鬼、特危の次の非鬼にまでなってしまう。


 強化された後の姿は呪いの泥を纏った黒い大蜘蛛で、妖異の中でも使う存在が少ない、呪術特化型と言われるタイプに変貌を遂げる。


 担当授業の項目は、初見殺しが酷い呪術の対策と非鬼の戦闘体験。


 更に次の形態として牛鬼状態がある。コンセプトは尖った個の封殺。由来通り、自分を殺害したものを憑り殺して、また新しい牛鬼として誕生する。


 願いは確かに休日だったのだが、その希少性と、本人の面倒見が非常にいいため、生徒達からは蜘蛛さんと親しまれながら毎日勤務する羽目になった挙句、世界中からも体験生が訪れる事が確定しており、逃れられぬ無限ブラックループに陥っている。


 間違いなくブラックタール帝国最初の犠牲者にして、いつの間にか本作がブラックワーク帝国になっていた要因。



 ◆


 猿君


 バトル漫画の主人公。元は大鬼の訓練符だったが、当時、上級生にとっては単なる肉弾戦オンリーの猿君はカモにされており、そんな弱い自分が許せなくて自分自身に恨みを溜めていたところ、秘密結社ブラックタールの首領に目を付けられ改造手術を行われてしまう。


 願いも与えられたのも、強く在れ。


 強化後は特鬼に進化した全長20メートルの巨大猿の怪物。コンセプトは複数で立ち向かってくる単独者達を、身体能力で上から圧殺する事なのだが、隠された能力として三猿由来の、視覚、聴覚、発声の妨害をすることができ、無理矢理自分の得意分野に引き摺り出す事が出来る。


 担当授業は熟練者、単独者限定の体育。


 第二形態として、鈍っていない単独者の仮想敵。阿修羅の如き三面六臂の姿になれる。こちらのコンセプトは、群がってくる雑多な者達の選定。及び、生き残った精鋭達への手数での圧倒。


 現在、国外からの精鋭の訪問がまだ予定されていないため、訳ありと呼ばれる生徒や、単独者の教師。それと学園長の訓練相手として日夜闘争本能に身を任せている。


 なお、暇な時は瞑想しているという根っからの求道者。



 ◆


 猫君


 成り上がり物の主人公。元はスーパーの特売で売られていたぶっちゃけ不良品の紙束。符としてはどいつもこいつも役に立たなかったため、完全に売れ残って処分される寸前だったところ、(笑)に見つかり一緒くたに混ぜられる。


 願いは使われたい。与えられた力はナニモノにでもなれる。


 強化後は大鬼程度だが、その力はありとあらゆる能力を扱い、ありとあらゆる姿に変身可能で、コンセプトは集団への翻弄。特に悟妖怪とドッペルゲンガーの併用は、学生達を恐怖のどん底へと叩き落している。


 フレンドリーファイアだ!

 あああ!? すまないそんなつもりじゃ! そんなつもりじゃなかったんだ!

 嘘だよ!

 ぎゃああああああああ!


 担当授業は情報と分析。


 第二形態は鵺だが、それは単なる前準備。真の力は箱の中の猫として、自分の死という観測結果を生きているものに塗り替える事ができ、箱を壊すかより強く運命の改変を行わない限り、ほぼ不死身と言っていい。コンセプトはただひたすら食いつく。


 現在学園長の方針で、情報と分析の能力を身に着けるために酷使されているが、学生としても厭らしすぎる能力の為に全く人気が無い。


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 蛇君


 主人公っつうかラスボス。ヒュドラ事件で死した者達の想いによって形作られ、ありとあらゆる蛇の頭を持つまさに世界の敵。


 願いは人の平穏。与えられたのは世界の敵の敵。そして世界を救うものであれ。


 出所は旧陰陽寮から出土した訓練符という事になっているが、その真実と目的を知っているのは一人と二柱。その生み出された目的とは、星と76億、そして那由他の命への保険にして切り札。


 表向きは世界の敵へ対処する戦士への訓練として、世界の敵として立ちはだかるが、万が一人類に対処不可能な存在が出現した場合、全てのリミッターを解除し世界を救うものとして出現する。


 実は作り出された経緯と願いゆえに熱血教官。俺を乗り越えられもしないのに、世界を救えるものかとか言っちゃいそう。


 担当授業はスペシャルデラックスハードモード体育。


 作者の脳内では、数千年後くらいに外宇宙からやって来た、人類の脅威に対して起動する事が確定している。


 ◆


 異能について


 超力

 一般的な超能力の事。あまり血統に関係なく発現し、アメリカでの割合はかなり多い。


 最も安定した能力でもあり、軍事的に研究が進められているのは主にこれ。信頼性って大事だよね。


 だが熟練者は最終的に同じ程度の強さに収束するため爆発力に乏しく、そこから一歩抜け出すには非常に高い才能と努力が必要。しかし極めるとテレポートや空間の固定など、他には出来ない芸当が可能になる。


 ◆


 魔力

 一般的な魔法の事。同一の技量の術者を並ばせると、最も火力に秀でている。秀で過ぎて、偶に人口密集地帯での戦闘を禁止されることもあるとかないとか。反面、呪文を詠唱をしないといけないため、瞬発力に掛ける。


 非常に血縁、血統によって発現する事が多く、ヨーロッパは魔法使いだらけの時期があった。


 魔力を用いて作られる希少な薬液があるとか。


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 浄力

 特殊枠。国によっては無かったり違う物だったりする。一神教圏は霊力と浄力は一緒の扱い。


 日本は神道というカテゴリーがあるため、浄力が設定されている。


 穢れの浄化や状態異常、傷の回復などヒーラー的ポジション。つまり真っ先に狙われる。

 ちょっとタンク仕事して敵視管理!

 ここリアル世界だから!


 呪術に対する唯一の対抗策で、世の呪術師達は、こいつら絶滅しないかなーといつも思ってる。勿論浄力を使う者達もである。


 主人公(笑)がゲロゲロ言い出したら、大体これが原因。



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 霊力


 最強。




 すいません真面目にやります。


 世の異能力の中で最も扱いが難しく、かつ最も強力。がくえんちょーとお姉様が使ってる時点で察してください。


 祖霊や神仏の力を再現、または借り受け自分を強化しながら、式神を使うなど手数も豊富。異能者の中でも更に身体的に優れている者は、大体霊力が強いものと思っていい。


 そのため、世に言われる"最強"は霊力者からまず選ばれる。ゴリラとか。


 反面、非常に扱いが難しく、未熟な物では能力の不発や暴走を招き、霊力の値が高くても他の系統に進む者も多い。



 ◆


 特殊枠


 呪力


 使ってるだけで害虫扱いされる。


 もし計測メーターが降り切れるようなことがあれば、人類世界から追放されること間違いなし。

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