夏のあの日に
僕と君の夏は、きっと全く違うもので。君はこの手帳を見たら何と言うのだろう。僕は酷く罵られるかもしれないな。
私と貴方の夏は、きっと全然違って。夏の日差しよりも輝く貴方の瞳は私には眩しすぎて。
あの雲も、あの空も、あの憎らしい太陽も、貴方の手にかかれば一瞬で美しい言葉で彩られる。
あの雲も、あの空も、あの太陽でさえも、君は少しつまらなそうな顔をして眺める。
そんなこの夏が、好きだ。
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