第22話 ガンバレ団長!!
魔法師団招集から1時間後、師団到着し各自謎の生命体(以下Xと呼称する。)を囲むようにまず第1部隊が配置された。
Xは平原の上で静かに留まっていた、動く気配はないがなにか不気味なオーラを放っていた。
配置が完了し、騎士団長が王に報告。そして王の合図で魔法は放たれる。
「一斉放射!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッッッ
何百、何千発の炎の玉がXに向かって放たれた、大地はえぐられ周囲は焦げ臭い匂いが漂ってきた。
誰もがXは消滅したと思った。
しかしXはまだ存在していた。
体の色が青から紫に変わりその顔は笑みを浮かべていた。
「…第2部隊準備せよ。」
部隊が入れ替わり、準備が整う。
「第2部隊撃て!!」
今度は氷の矢が一斉に放たれた。
辺りは冷気に包まれ、Xは無数の矢を打ち込まれ体液が流れ出ているように見えた。
しかし今度は氷の矢を吸収し始め、体が結晶のような光沢に包まれる。
「んー、魔法はすべて吸収されるのかな?これは物理で殴ったほうがよくない?」
「そうだな、魔法師団一旦下がれ。今のうちに魔力を溜めておけ!」
「王よ、私が行きましょう。」
「エドウィンよ、勝算はあるのか?」
「わかりませぬが、一度殴って様子を見たいと思いますが?」
「それしかないだろうか…、すまんがやってくれるか?」
「王命とあれば、是非に!!」
今度はエドウィン騎士団長(独身24歳)が殴りにいくようだ、ガンバレ団長!!
ここで活躍すれば嫁が貰えるかもよ?
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