第６王女の退屈

第13話 ミナミオオホリトカゲの求愛ダンスの映像をお楽しみください。

「さあ、開戦の宣言が行われました！！

実況は私、イーグランド軍部広報担当のガーネット・ウッドベル・イーグランド(15)彼氏募集中がお送りいたします。」

「さあ、最初に飛び出したのは第一王妃シャロンお母様です。日頃は淑女としてたち振る舞ってはいますがかつて相手を粉々にして大地に沈めたことから流血シャロンと呼ばれたちょっぴりお転婆なお母様でございます。

日頃猫を被っていた反動で凶暴性がマシマシになっております！！」

「…え？お母様からメッセージ…？…あとでお仕置きよ♡…お母様ごめんなさい、許して(　ＴДＴ)」

「続いてイケメンパーフェクトな王太子ことグレンお兄様！最近の趣味は最近ゲットしたフェンリルのリルルと遊ぶことだそうです。マジでモフモフでした、皆様も機会があったら触ってみてください！…噛られますが(笑)」

「そしてついに登場！！」

「わずか５歳にして剣を取り、６歳で我が国のマッスル騎士団長から一本を取った麒麟児！さらに、あらゆるモノを焼き尽くす火炎魔法の使い手となりすべてを灰塵と化す紅蓮の魔王姫、第６王女スカーレットちゃんです！！きゃぁーっ、ティアちゃん今日もカワイ過ぎて鼻血が出そうですわー♡」

「…ガーネットねーさま…、ちょっとあちらでお話しましょうか…(*ﾟ∀ﾟ)」

「え、ちょそんな…、恥ずかしいわ…。私達は女同士でしかも母は違えど同じ姉妹、禁断の関係はいけないわ…。でも、お姉ちゃんもティアちゃんならいいわ。…初めてだから…

優しくしないと…ダ・メ・だ・ぞ♡」

「…うっさいわ、ボケ。ちょっとこっちこいや。」

「あー、いやー、やめてー、でも、癖になっちゃいそう！もっともっとしてー！！気持ちいい、気持ち良いヨー(●´ω｀●)」

ピンポンパンポーン、失礼しました。ただいま映像が乱れております、回復するまでミナミオオホリトカゲの求愛ダンスの映像をお楽しみください。