第11話 やふー、元気かね妹よ?

「やふー、元気かね妹よ?」


「あらアイリス姉様、珍しいですね?いつも引きこもっているのに。」


「いやいや、たまには運動もしないとお肌に悪いからね。

というか朝と夜には軽く汗を流してはいるんだがね?

私は決して引きこもり等ではないよ?」


第四王女 アイリス、人は彼女を狂科学者マッドサイエンティストと呼ぶ。


10歳の頃にスキル『大賢者』『錬金王』『大図書館』というスキルに目覚めた。


大賢者 →あらゆる知識を授けてくれる、ある程度のスキルなども管理している。


進化はしませんが。


錬金王→錬金術の最終目標『賢者の石』を精製可能(材料に人は使いませんが。)


大図書館→この世界や異世界の知識を蓄えているデータベース。引きこもりの魔女は居ませんよ?


普段は自室(研究所)であやしげな研究をしていてたまに城内で謎の生物が徘徊していたり、奇声や爆発音が鳴り響いているちょっと迷惑系お姉ちゃんである。


いつもボサボサヘアーとぐるぐるメガネでこいつ本当に姫なの?と新人のメイドには思われていたりするが、公式の場所ではさすがにちゃんとしている。


長い黒髪と少し童顔な顔、体型はボンキュッボンで見ただけで男どもは前屈み必須な美人である。


いわゆる残念美人というやつなんだろうな。

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