第10話 紅蓮の魔王姫

そんなやりとりを見ている周囲の反応の一覧。


「スカーレット様だー!」


「姫様ー」


「可愛い」


「深紅の姫君」


「紅蓮の魔王姫」


「結婚してー」


「まずはお友達からー」


「やらせてー」 などなど。


スカーレットは毎日の執務や勉学の合間に時々冒険者として活動していたりする、彼女の両親もかつては冒険者として活動していたし兄弟も現役の冒険者として数々の功績を上げていたからだ。


主に剣術と得意の火魔法で数々の魔物を地に沈めていた彼女。あらゆるものを切り裂き、獄炎ですべてを無に還すことからいつしか紅蓮の魔王姫とも呼ばれた。(本人としてはかなり不本意であるが。)


ぶっちゃけこの世界の魔法体型は特に属性なんかは関係なくようはイメージであり想像力とある程度の魔力さえあれば誰でも扱えるのである。


ちなみに灰燼となったのはアンデットやらゾンビなどの大して素材が取れないものや世界征服しようとしていたとある魔族などの特に使い道もないものばかりなのでそこは安心していただきたい。


魔物の集団遭遇まであと一時間となる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る