　まだ寝返りもうてず、夜中の授乳が必要な赤ちゃんの時期であったと思う。

　その日私は風邪を引いてしまい。

　いつもは私と赤ちゃんが一緒に寝て、旦那はふすまを隔てた隣の部屋で寝ているのだが、その日は旦那に赤ちゃんを任せ私は旦那の部屋で寝ることにした。

　そしてしばらくすると赤ちゃんが泣きだした。

　ミルクの作り方は旦那に教えておいたので、とりあえず泣かしとく。

　しかしいつまでたっても泣き声が聞こえる。

　気配を探っても旦那が台所で作業をしている雰囲気もない。

　私はふすまをあけ様子を見ることにした。

　赤ちゃんがいない！

　でも泣き声はする！

　そしてその泣き声の方を見たらまだ寝返りもうてない赤ちゃんは、泣いても泣いてもミルクが与えられず、足をバタバタさせていたのだろう。背中ハイハイをして部屋の窓のところまで進んでいた。そしてその時もまだ泣きながら背中ハイハイをしてるためずっと頭を打ち付けていた。

　なんてこった(ノД`)・゜・。

　初背中ハイハイをこんな惨劇のもと見る羽目になるとは

　そして肝心な旦那は赤ちゃんがそんなことになっているにもかかわらず、真横でグーすかピーすか眠っていた。

　あんな大音量で泣いているのに(;´Д｀)

　確かに旦那は寝起きが悪いが、夜中にミルクをあげないといけないとちゃんと責任感をもっていれば、赤ちゃんが泣いたら起きれると思うのだが、男の人ってそんなものなのだろうか(;´Д｀)

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