私の懸賞生活

 長男が幼稚園に通っている時に、妊娠中は運気があるから懸賞に当たりやすいという、嘘か本当かわからない噂で、妊婦さんにあやかって(自分は妊娠していないのに)懸賞はがきを出すことが幼稚園ママたちに流行った時期があった。


 しかし、皆が懸賞から離れていく中、当時ほどではないが数十年私の懸賞生活は未だに細々と続いている。


 ちなみに私は自他ともに認めるケチである。ならばなぜ懸賞なんかという不確かなものにはまったかと言えば、計算した結果、大損はしない寧ろ運が良ければ得をするという結論に至ったからである。


 そう懸賞は素晴らしい。


 私は無理に懸賞だからといらないものは買わない、時にはいつもより高いソーセージを買うことや特売でないお菓子を金額分買ってしまうこともあるが、食べ物は絶対食べるのだ、だからちょっとした贅沢、食べたことのない食品に対して、あれだけの金額をだして不味かったらというハードルも、懸賞で当たれば得、外れても宝くじかってその食べ物が当たったようなものと勝手に理由付けして、買うハードルを下げることができるのだ。


 懸賞目当てで買わせるなどまんまと企業の思惑どおりだろうさ。

 でもいつも同じものばかり買うのではなく、そういったところから出会いがあるのは事実である(笑)


 でもここで問題がもう一つ、切手代だ。

 昔は50円ほどだったはがき代は今や63円一枚ならまだいいが、数枚、数十枚となると結構な金額になる。


 しかし私が数十年懸賞をやり続けた結果、30社(数か月かけて)ぐらい出せば必ず1~4つほど何かが当たる。

 そう結論が出た(※個人差があるので、30社だして当たらないと文句は受け付けておりません)

 それは大学ノートに懸賞はがきを出したものを記録しているので確かだ。

 ただ30社は30社だが、一口とは限らない、多いときは100口なども出す時はある、でも沢山出す場合は封筒(84円)で出せる懸賞にしている(封筒可と書いていない場合は確認してください、たまに不可の懸賞があります)

 そして個別はがきで出す場合は同じ懸賞には多くて三枚ほどにしている。

 なので今は切手代が値上がりしているが仮に63円×3枚=189円を30社に出すとしよう

 189円×30=5670 切手代がかかる計算だ

 いざ数字にしたら結構高かった(;^ω^)

 でも3枚はまれだからもっと安いはず(;^ω^)


 しかしだ──!


 そのうちの一つでも欲しい景品が当たれば軽く元が取れる。

 本命なら最低でも3000円~10000円ほどのものが約束される。

 それにレア体験(お菓子教室、工場見学)ができたり。

 キャラクターグッズや自分の写真入りハイチュウなど、売っていないものが手に入ることもある。


 おすすめは企業とタイアップでさらにW賞付の懸賞である。

 本命は当たらなくてもこれは結構当たる。

 タイアップしたスーパーなどの商品券1000円~3000円ほどのものが当たる。

 一番安く景品で500円クオカード

 まあ1つしか当たらなかったら大損じゃないかと思った方もいるだろう。 

 しかしだ300円宝くじ10枚買って300円以上が当たる確率よりかは断然高いと思っている。ハガキ一枚なら63円で買える夢だ。安上り。

 まあ1億あたったらそっちのほうが夢があるが、それはそれで人生変わりそうで怖い(笑)


 私はそんな大金より、ちまちま忘れたころにやって来る懸賞商品が好きだ。


 そう、毎日ただ夕飯の買い物をするのではなく、いつもの買い物に、一品懸賞商品を足すことにより、そのレシートが宝くじの代わりになるのだ。


 それが楽しいのだ(*^▽^*)


 最近はハガキ募集でなく、レシートを写メして送る懸賞も増えてきた。なのでこれからははがき代もかからなくなる。そうすれば当たれば当たっただけ、まる儲けものである。

 なんてすばらしいのだろう(笑)


 ちなみに私が今まで当たった中で一番高いと思われるのはやはりTDLのペアチケットだろう。当時は今ほど高くなかったがそれでもそれ一回で1万円以上の価値はあった。


 あと余談だが、出していくうちに自分と相性の良い企業やスーパーがわかってくる。毎年何十口とだしてもまったく当たらない会社と、毎年何かしら当たる会社が出てくる。信じるか信じないかはあなた次第です(笑)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る