第23話台風絡みの痴話喧嘩‼


フウ~龍祐は、あれが普通なら

海外にも彼女がいるの?何人?

カナダ妻、アメリカ妻、私が日本妻

江戸時代じゃねーし。

大奥かよ。


まあ確かに行く先々に女がいれば

生活に、不便は無いよね。


いゃいや、無理

昔の話じゃあるまいし

港港に女あり?ってか‼


子供が出来たとして

何人兄弟姉妹が出来るの? 

仲良くやれるか?奥さん達と?


子供が、可哀想じゃね。

同じ父親の子供だから、仲いいか?


嫌々江戸時代の大奥かよ、流石に

引くワー


龍祐は豪快でいい男だもん。

女がいるのは仕方ない。

そこは諦める。


だけど、父親に会えない子供達は

どうなるの?

寂しい幼少期を過ごしていくの?


龍祐を愛してるけど

未来の為に決断する。


龍祐は間違ってる。

大奥は、おとり潰しじゃああぁぁ




「フウ~寝た寝た。」

頭ボサボサのグレーのトレーナー

と、短パン姿で現れた。

コーヒーを出すと龍祐は、

ニッコリと、微笑み、

羽奈を抱き締めた。


羽奈。


「ま、まって話があるの。」


「なに?、話?」



「これ、なに.w この人と、         付き合ってるでしょ

ほら、この動画見て。」


龍祐は HA? みたいな顔をした。


「ワタシ怒ってないよ。仕方ないよ

龍祐はかっこい いし、

女の子が惚れるのは仕方ない。」


「で!!羽奈は、コレ見て

疑ってるのか?

羽奈どうしたいの?」


「あなたをこの人に返す。!! 」

       

「返す?」


「つまりは、俺は物か?

じゃあ捨てるか?」


「捨てられるのは私よ。         龍祐じゃない。」

          


「羽奈、よく見てみろよ。

俺が進んで手を握ってるか、

拡大してみろよ。」



「う‥そう言われたら?💦 」

       


「それに回り見ろよ、

 いっぱいいるだろ。」


「え?ほんとだ。だって海外じゃ

何時もこうだっていったじゃん。」



「飯は何時も仲間ととるんだ!

いつも、そうなの‼

遅くなるのは 何時ものことだ。

わかっ た!!ヽ`Д´#ノか‼」


「ごめんなさい。そうなの?

何時もって食事の話なんだ‼

アハハハハ間違いは、誰でもあるし

気にした私が悪かったよ。(笑)」



何でも無かった事にしたい羽奈に

龍祐は、(💢`∧´)ムカッ


「そ‼じゃあ、出てけよ。」


「ん?なんで?」

顔色を変えつつ怒りモード

爆発寸前の龍祐に聞いた。


「もう俺いらねーんだろ?

 信じてないんだろ!!」


羽奈は少しおとなしくなり


「ごめんってば。

いるよ、いるし、いるって

悪かったってば‼」


擦り寄る羽奈に龍祐は、

手をバシッと、はねつけ一睨み

そして怒りのこもった声で

💢💢言った。



「早くでてけよ。もう来るな!! 

顔も見せるなよ。」


「台風来てるじゃん、風つよいし

今でたら危なくない?

ゴメンってば‼

龍祐別れるつもり?‼

私は、ヤダ!」      


「そうだな!!

羽奈がそうしたいんだろ!!

 別れてやるよ。💢`Д´」


「なによ、龍祐だって誤解         されるようなウッ

行動とってんじゃん。 

自分は反省しないの!! 

写真見てみなさいよ

鼻のした伸ばしまくって

バカじゃないの?」

   

「馬鹿だよねーだ!! アホアホ」

          

「うっさい。」

龍祐もかなりオコ‼



「じゃあ反対だったら、どうよ、

龍祐なら許せるの?私が腕組んで

歩いても 平気 なんだぁオトコと

ヘエ~


ふ~ん。別れる?本気よね!! 

あ~せいせいする 

自由が一番だよ。


なんだかんだ龍祐、束縛酷いし

あーはいはい

別れて自由になりますよ━━━だ‼

ば━━━━か‼

後悔すんなよな━━━━━‼」


 羽奈は背延びして鼻で笑った。

ヘヘン


「ほう、良かったな!

自由にしてやるよ‼」


「ホーホーそうかいそうかい

勿論ゼーッタイ

探さないでヨ!! 

べーだ!!私も男と手つなごう     

っと!やったぁ。」


龍祐はどんな気持ちで仕事を切り

上げて来たのか、毎日羽奈の事ば

かり考えていたのに

腹立たしい気持ちでいた。



羽奈はキャリーバッグに服を

パパパと詰めて

龍祐に鍵をなげつけた。


鍵は龍祐の足元に落ちた。

     


龍祐は.かなり怒っていて話しに

ならない。

鍵をバッコーンと蹴りあげた。

腹がおさまらず


テーブルを蹴り倒していた。


「お前はバキャか‼」


羽奈は、一言龍祐にお見舞いして

バッタン

ドアをしめ羽奈のバタバタと、

廊下を出て行く足音が響いていた。



( ๑´࿀`๑)=3

勢いで出て来たけど困ったな~w

前のマンションは引き上げたし、

仕方ない。



マンスリーマンションを見て

回ったがひとまずネカフェで

落ち着いた。

雨風の中さまよい歩いてクタクタ


ホテルには2日間無理を言って

休みをもらった。

大人げなかったかなぁ~

今更帰れないし!

いやいやコレで龍祐も目が覚めた

はず、性格も合わないし

喧嘩したら、やばなしだし


大人しい従順な女の子が良かった

って今頃後悔してるサ‼


私だって、心配かけない優しい

彼氏が良いつ━━━━━━の‼

あ━━━━━んな俺様気質

ついて、いけないワ‼ アハハハハアハハハハ💦

(。´-д-)アーア ホント疲れた



      

頭に来て羽奈を追い出した。

頭を冷やして考えると 追い出す

までなかったかなと思う。


夜になったら帰るだろう。

行く所無いし、雨も強くなってきた。

頭下げたら許してあげてもいい。

少し、お灸すえないとな!

近頃生意気なんだよ‼

ナメられ過ぎ!



その夜は羽奈は帰って来ない。

もうpm 22:00

何処で、何してるんだ。

風も強くなってきたのに。



龍祐は何度もマンションの

エントランスまで行ったり来たり


台風も来ているのに、

何してるんだ羽奈の奴。イライラ

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