最後切ない感じもありますが、仲直りできてよかったです。
そして多様性とよく聞きますが、中々うまく行かないものなんだろうな、と改めて思いました。
遅くなりましたが、完結お疲れ様でした!
読了いたしました。
作品について語ろうとも思いましたが、コメント欄でみなさんが既に語っているので別の切り口で。
おっさんなので女装男子が女の園にと聞くと、おとボク、累智、恋楯なんかを思い出しますが(ラインナップには突っ込まないでください。この手のジャンルのフォロー範囲が狭いんだ、コレが)、アレって全部無理矢理とか特殊事情があったりとかで、自分の内面に向き合って自覚した結果じゃないんですよね。少なくとも内面は男のままですし。それを考えると、一冴君のような主人公は初めて見たかもしれない。
昨今のジェンダー問題を考えると、とても勉強になって参考にもなる作品でした。素晴らしい物語を有難うございます。
作者からの返信
コメント&レビューありがとうございます。
『おとボク』ですか。かなり前にアニメを見た記憶があります。たしかに、そういったものの主人公たちは、性自認が男性のままですよね。
性自認とトランスジェンダーの問題は本当に深刻なものがあります。特に私が当事者のことでもあるので、作品にどう落とし込めるかは苦労いたしました。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
編集済
ストーリー等の面白かった点等はもう先のコメント者が述べているので割愛。
個人的な話になっちゃうんですが、僕が読んでてピクピク来たのはやっぱり「性別X」の回とか、時折第四の壁を越えてくる(メタ)等の「小説書きの技術的側面」でした。ストーリーだけが面白さじゃないんだなと。二章の「踏みにじられた椿」のカクヨム運営云々のくだりでは笑ってしまいました。
文にはストーリーを載せる以上の可能性が有るんだと、小説を読む上で新しい視点を得られた気がします。
それはそうと、この後の一冴達はどうなるんでしょう。一冴と菊花は?梨恵もフラグがたってましたね。イチゴを認めた蘭との一冴の関係は?終盤の紅子は蚊帳の外感が否めませんでしたが今後は?
つまりですね、第二部を楽しみしてます(無責任なコメントですいません)
とても面白かったです
作者からの返信
コメント&評価ありがとうございます。
メタ視点は本当に思い付きで挿入したものです。「性別X」のあのシーンは、コンクリートポエトリーと呼ばれる詩の手法を真似て挿入してみました。上手くいったようで何よりです。
第二部については色々と構想もありますし、書き足りないと感じている部分も私にはあるのですが、もし書籍化したら書こうと考えております(書籍化するかどうかは全然わかりませんが)。
読み終えました。
思い切った設定で、この手の作品は初めて読みましたので、序盤はどの子がどの子と楽しんで読んでおり、気が付けば菊花がお気に入りのキャラになっていました。
(彼女にしたいタイプです(*^-^*))
それ故、中盤以降は菊花を応援する目線で読んでいました。
終盤となると、一冴、菊花、蘭の心情を中心とした展開になり、ここでも気が付けば蘭の味方となって読んでおり、物語の展開に流されていく自分がいました。
心情表現がとても上手で、感情移入できるキャラが際立っているところはとても勉強になりました。
ありがとうございました。今後も応援しています。
作者からの返信
コメント&レビューありがとうございます。
な、なんとー! まさかの菊花が一番のお気に入りでしたか。まさか、そう仰っていただけるとは思ってもみませんでした。(いや、菊花を軽く見ていたわけではないのですが、誰が一番恋人にしたいかというコメントが来るとは)
そして、蘭の味方にもなってくださりありがとうございます。何しろ、三人がそれぞれ三人を片方ずつ追う三角関係ですので、複雑な心情だったのではないかと思います。
最後まで読んでくださり、重ね重ね、ありがとうございました。
ようやく最後まで読み切れました。
何だかんだ最後は大団円で良かったです。
ジジイを何度〆てやろうかと思いましたが、最後だけは良いところが見れてよかったです。
山吹さんの意外性には驚きました。
楽しませていただきありがとうございました。
面白かったです。
ぶっとんだギャグで、どこに向かうのかハラハラしました。
綺麗にまとまって良かったです。
途中、ジジイがストレスでした。普通に犯罪だから反省しろ。
どこかのお嬢様のアウティングには怒りしかない。
蘭も菊花もいちごも和解できて良かった。
大団円で虹が出て、綺麗にまとまって……。
いちごちゃん個人はハッピーエンドじゃない……。
いつかいちごちゃんが幸せになれるといいな。
作者からの返信
コメント&評価ありがとうございます。
個人的には、ギャグが足りないかなとかハラハラ度が足りないかなとか思っていたので、そう仰っていただけて安心です。
麦彦は本当に酷いですよね。桃も全く空気を読んでいないですし。
三人をどう和解させるか、その着地点を定めて書きました。いちごや蘭や菊花にとっての幸せとは何か。今後とも探りながら生きてゆくことでしょう。
完結おめでとうございます。
自分の連載も終わったので、一気にラストまで拝読させていただきました。
ラブコメだけど、ジェンダー問題や同性婚に至るまで考えさせられるテーマも含まれていて、とても読みごたえがありました。
麦彦さんの意地悪や、蘭さんの驚きの行動とか、色々ありましたが。w
一冴くんが女子高生として過ごす日々。
ラストシーンはとても爽やかでした。
作者からの返信
最後までお読みくださり、かつ、素敵なレビューをくださりありがとうございました。
難しいテーマはできるだけ避けようとしていたのですが、私の性質上、それはできなかったようです。なので、いかにラブコメに落とし込むかというところで苦労しました。
ギャグシーンは、書いていて楽しかったですけれどね。
多くの人にできるだけ考えてほしいテーマを、レビューで汲み取って下さり、重ね重ねありがとうございました。
編集済
完結お疲れ様です。
どのような形で終わりを迎えるのか気になって読み進めてまいりました。
色々と考えさせられる内容も良かったですが、キャラクターの魅力が際立っていてとても良かったと思います!
許されることなら、卒業後も仲良くしてほしいものですが……
やっぱり、難しいのかな(;^_^A
特に仲間を同志と呼ぶ紅子ちゃんが真実を知った時の妄想が止まりません。
素晴らしい物語をありがとうございますm(__)m
作者からの返信
コメント&レビュー、そして一気読みしてくださり、ありがとうございます。
そうか、やはりキャラクターの強さで推してゆくのが私の作風には合うかもしれませんね。。。
そして、もしも男だと紅子が知ったのならば、、、これは今まで考えてもみなかったことですね。どうなるのでしょう?
Twitterで知り、小説家になろうの方で読んでいたのですが、こちらで完結済みということで、読まさせて頂きました。
まず、一気読みしてしまいました(笑)
コンパクトにまとめられた地の文にも関わらず、しっかりとその描写が想像出来る書き方且つ、独特な言葉遣いなどもとても勉強になりました。
私自身が、男として生まれたものの、女性になりたい。しかし心が完全に女性という訳でもない。恋愛対象も女性だ。というジェンダーレス(MTF)レズビアンなので、共感できる内容も多く、感激しました。ココ最近の作品で私的には1番気に入った作品です。
この作品を生み出して下さり、ありがとうございます。
作者からの返信
コメント&レビューありがとうございます!
まさか「なろう」から入って来られて、こちらでレビューして下さるとは思ってもみませんでした。一気読みして下さり、本当に恐縮のかぎりです。
私自身はMtXの両性愛者であり、性別違和の当事者でもあります。当然、私自身の経験が反映された点も多いです。文章についてはよく褒められますが、一冴の性同一性については心を砕きました。本当に表現したかったものの半分しか表現できていないのではないか、などといった悩みを抱えていたのですが、共感して下さっていただけて、ひとまずほっとしています。
完結おめでとうございます!!
すごく爽やかな読後感で、胸がじわっと温かくなりました。
みんなで虹を眺めるラストシーンが象徴的に思えます。
同じものを見ても同じに感じるとは限らないけど、同じ場所で隣に並んで歩いている。みんなが一緒にいる空気が素敵です。
毎回の更新が楽しみでした。終わってしまったのが寂しいです。
素晴らしいお話を、ありがとうございました!!
作者からの返信
最後までお読みくださり、ありがとうございます!
虹――虹は多様性の象徴ですが、最近はそうではない使われ方も多く、最後に持ってくるべきかどうか少し悩みました。しかし、自然の虹は好きで、個々人で様々に捉えられる姿でもありますので、あえて持ってきました。
素敵なレビューもありがとうございます! 私はいつも物語に難しいテーマを持ち込んでしまうみたいで、ラブコメなのに色々と頭を悩ませました。それが一旦報われた気持ちです。
すごく素敵な作品でした。
読み始めた時はすごく怖かったです。従来の性に当てはまらない存在を笑うことで成り立つコメディだったらどうしよう、と思ったからです。
でもそうではないことが読み進めるうちに分かりました。
色々な性のあり方を特別視していないのが心地よかったです。「少数派を否定するようなことを言ってはダメ」というのではなく、差別も嫌悪もしっかり描かれているところがすごく良かったです。
しかもそれには同性愛者が抱える異性愛者や異性への差別や嫌悪も含まれており、そこが更に良かったです。
丁寧に描かれた、それぞれの立場が抱える苦悩に心が震えました。終盤に向かって恋や友情が絡み合っていって、更に心が揺さぶられました。
社会に認知されつつあるアレコレ以外にも、実際は性にまつわる人のあり方ってもっと多様ですよね。男でも女でもないとか、体の性を変えて+同性愛者とか、服装だけ性に一致しないとか、それらの複数を併せ持ってるとか。
マイノリティとすら言われない、本当の少数派と言いますか……そういったものに光の当たる、他では読んだことのない小説だったように思います。
一冴達のこれからが気になります。
長文かつとても主観的なコメント、失礼いたしました。
この物語に出会えて良かったです。ありがとうございました。