吐剤霜奏
平気だよ、と僅かな ひぐらし。
渇ききった水面の星月が 弛んでは、くすくす。
歪な廊下は煙筒に絆ぐ。
隠されていることは もうわかっていても
捜しもとめ
なお さらに、かきませぬ。
盃に酒をなみなみ 空を抱えわらってみる
手探りの香夜 禊。盲目に愛されて魅せよう
Paletteの墨と紅。
震えるも 抑え混むこと
綿の寂びた境界線。としてツイードと縋る
間ではあり、幼き緋 まだ 満たない。
ひとしずくの濾紙の鄙びたそこ。
それはこれでいて、ただ懐かしく甘い
星屑の梳かし
萬年筆に潜した。
繰ぐすは紅智ャ 破屋、ほろよい弐
しれてだれて 破れ気触れていいんだ
もうよいの では ないかと しっていって
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