【ヨイノクチ処方箋】
あらゆる魔術のようでいて御嬢様のようにもあたらず
水際だけの祈りと願いを
神に縋って慈悲もないよな希望を翼にはためかせ
解体された雲母を
また明日とは、くだらない
よなよな
一寸法師は向かう先
サイケデリック
背に溶かしたひかりに吞まれ
ね
架して
しまえば羊毛と
ゆびおり数えるバクに喰われる
無影灯のアカラシアとは。
あなたと私の縫い目には、意思も至らぬ容易い身
地続きの判決ばかりを眩暈と誤聞に無視下すは
影も形もスン足らず、優雅に渦の底に負う
扉もなくなく 手水も凍る
うらら息吹に風潮されて
キズモノばかりを慕ったりして
嘔吐きも喉越す不可侵か可視化
偽の記憶も埋め込まれ 嗚咽に含むは 厠の雪だ
調合されたシーケンス、レールを敷いた声帯に
呑み込まれた挙句の今でも
布石に準え息つく issue
我が儘ばかりの気体と期待を
膨らませただ唯一の 真実ばかりをみわたして
救われる気がさらさらなくて
足跡ばかりの齟齬誤飲
噎ぶ汚泥の石ころで有れ
遺志堅く値も張るだろうが
うまれる前から約束された超自然な天工ですら
上の空にも逃れるすべも、今今以て寸前不詳
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