異世界コネクト

第１章 登場人物紹介

　水嶋蓮（みずしまれん）　高校２年生

　本作の主人公。何気ない日常を送っている中突如異世界人に殺されかける。そこを、同じ異世界人であるリブラに助けられる。リブラの正義感に感化され、彼女の仕事を手伝うことになる。

　友達はあまり多くなく、プログラマの仕事を夜に行いながら生計を立てている。家事全般は一通りこなせ、数学や英語などの科目においては目を見張るものがある。

　異能力　『同調（コネクト）』　　自分の理想とする姿を一時的に肉体に宿すことができる。瞬間的な爆発力や驚異的な五感を手に入れることができる。さらに無意識に異能力が発動することがあり、それが自身の治癒へと繋がっていた。　

　リブラ　異世界人

　異世界では王宮に仕える異能力者だった。しかし、凶悪な犯罪者集団が違う世界へ逃げてしまったことをきっかけに蓮がいる世界へとやってきた。

　普段はネックレスや鳥の姿になり、町をパトロールするなど異世界人の痕跡を見つけようと努力している。地球の文化に興味津々で、時には可愛らしい一面をのぞかせることも。

　異能力の過剰使用で、現在は子供のような姿になっている。しかし本来の姿はとても美しい女性らしく、歳は蓮とそう変わらない。

　最近は葉島と親友のような関係になる。

　異能力　『変身（メタモルフォーゼ）』　　自分よりサイズの小さいものに変身できる。変身できるものはモノや生物を問わない。鳥の姿になって空を飛ぶこともできるし、部分的に変身し腕や足を武器にすることが可能。

　葉島（はしま）メイ　高校２年生

　蓮のクラスの委員長を務め、学校全体から圧倒的な人気を誇っているマドンナ的存在。

　実は、人間不信のような側面を抱えており、今まで他人のことを信じようとしなかったが、蓮たちと出会ったことをきっかけに、彼らのことを仲間だと意識し始める。異世界人との戦いを通して彼らと本当の意味で友達となる。しかし、その天然ぶりにときに二人のことを困惑させてしまう。

　異能力　『結界（バリア）』　　透明な障壁を展開することができる。その強度は使用者の心の強さによって変化し、あらゆる形に変形することができる。さらに展開した結界を移動させることができるので、近くにいる仲間を守ったり、結界の上に乗り空を飛ぶこともできる。

　鳴崎（なるさき）璃子（りこ）　高校二年生

　次回紹介時掲載

　アズール　異世界人　（鮮血の影）

　異世界からやってきた犯罪者集団の一人。頭に血が上りやすく、時には目的を忘れて暴れてしまうことも。組織の中では仲間思いな方だが、厄介ごとを持ってくるため仲間からはそうは思われていないらしい。連たちとの戦いに敗れ異世界へと強制送還される。

　異能力　『暴風（テンペスト）』　　嵐のような風をあたりに放つことができる。自身に風を纏わせ鎧のようにして敵の攻撃を防げる。さらに腕に風を纏わせ風の刃を作り出せる。その威力は簡単にアスファルトを砕けるほど。

　レイン　異世界人　（鮮血の影）

　アズールの仲間であり犯罪者集団の一人。アズールいわく組織の柱的存在であり、自らを凌ぐ武闘派であると評価している。子供のような性格と冷酷さを持ち合わせ、さらにはその頭脳で様々な悪だくみをする。現在もなにやら画策しているらしい。

　東城吾郎（とうじょうごろう）　高校２年生

　蓮の友達であり気さくな性格をしている。野球部に所属しており、彼の活躍で今年は甲子園出場を期待されているらしい。野球に関わらず運動神経やセンスは校内随一。

　佐々木龍馬（ささきりょうま）　高校２年生

　蓮の友達でありある程度整った顔をしている。いつも蓮や吾郎のことを気遣っているが、割と毒を吐いてくる。男女に一定の人気がある。