第30話【1614年OsakajoCastle defense of SANADA〇】

第30話【1614年OsakajoCastle defense of SANADA〇】


「と言う訳でこちらにコシラえた真田丸がこれです♬」

何がと言う訳なのかわからないがこの急造砦は所謂イワユル真田丸なのだがこれは趣が違う。

-種子島魔法衆にバフをかける仏法衆を二人一組にした生命尽きるまでが残弾と出来る禁断の編成であった。(仏法衆も命果てるまで魔法衆へバフをかけ続ける)-


「突撃‼」

勇敢なる徳川方先鋒隊が真田丸へと攻め寄せた。

絶命旋風刃弾Bala desesperada da lâmina do redemoinho

南無阿弥陀仏ナムアミダブツ

一斉に迎撃を開始した真田丸の混成部隊は押し寄せる敵方の兵の首を刎ね・腕をもぎ・脚を切断した。

「これは聖戦」

「これは仏敵家康への懲罰」

戦に人道的な行いを求めるのは野暮である。そして正当化して行いをデコレーションして自らを鼓舞してバイブスをアゲテいくのだ。


【徳川家康-本陣-】

「う~んいけませんねぇ~♪真田丸は外交で落としましょ♬秀忠さん♪三浦按針を呼んで!」

「御意。」

-数秒の間-

「上様。三浦按針推参いたしました。」

「按針Yo!大坂城のあの辺り大筒狙って撃っちゃえYo‼」

「承知致しました。」

-準備完了-

「FIRE!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

鼓膜が千切れそうな爆音・爆風と共に弾丸が大坂城に着弾した。


-着弾地点に淀殿がいた-


徳川家康が不敵な笑みを浮かべていた。


この頃から三浦按針のレポートは更新されることはなかった


(つづく)

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