【種子島に魔法が伝来されました】

第21話【1592年進撃の秀吉・矛先は朝鮮半島（第一次朝鮮出兵《文禄の役》）】

【1592年進撃の秀吉・矛先は朝鮮半島（第一次朝鮮出兵（文禄の役））】

「いやぁ天下統一めでたい♪めでたい♪」

～ご機嫌の天下人秀吉へ明からの返書が届いた～

「キミの事を日本国王として認めてあげようじゃないか？悪くないだろう？」

～秀吉のこめかみがヤバみの極みに御座候～

「はい！はい！はい！はい！朝鮮攻めま～す‼」

小西行長（ｺﾆｼﾕｷﾅｶﾞ）・宗義智（ｿｳﾖｼﾄｼ）を先鋒に15万の大軍が朝鮮半島を急襲した。

5月3日・李氏朝鮮首都【漢城（ｶﾝｼﾞｮｳ）（ソウル）】を占領した。

、が快進撃はここまで。

李舜臣（ｲｽﾝｼﾝ）率いる朝鮮水軍によって兵糧の補給を妨害された秀吉軍は明国の参戦によって戦線の膠着を招き収拾がつかなくなってきた。

「とりま休戦しとけ。」

～こうしてひとまず休戦状態となった～

「殿下（秀吉様）の要求された条件一つも呑まれてないから次に備えなきゃ」

-小西行長や石田三成などの関ヶ原合戦斬首組の苦悩はまだ序章に過ぎない-

【ルイス・フロイスの裏日記】

『秀吉は馬鹿です。オランダ人の口車に乗せられてまんまと朝鮮半島へ出兵しました。いっそのこと豊臣家に災いあれ。我らに加護あれ。アーメン《Hideyoshi é um idiota. Fui colocado em um carro holandês e enviado para a Península Coreana. Melhor ainda, deixe a família Toyotomi sofrer. Abençoe-nos. Um homem》】

（つづく）