紀伊国（きいのくに）の雑賀衆（さいかしゅう）その頭領は雑賀孫市（さいかまごいち）を名乗る。

この織田信長時代の雑賀孫市は鈴木重秀（すずきしげひで）という名前の男である。

「俺らは本願寺のみんなを助けにゃならん！雑賀衆が操るは魔法にあらず！されど仏法にもあらず！我々は雑賀雑法衆なり！」

「孫市様…織田信長を…!!」

「狙い討つぜ!!」

～雑賀雑法衆の士気は高い～

【ルイス・フロイスの日記】

『我々は堺でキリスト教を布教し、この国の人々の心を神の名のもとに魔法漬けにして征服しやすくする計画でした。しかし、この国の人々はやべーやつばかりでした。あぁもうどうしたらいいんですか？教えて神よ！アーメン《Planejamos espalhar o cristianismo em Sakai e imergir magicamente os corações das pessoas deste país em nome de Deus para torná-lo mais fácil de conquistar. No entanto, as pessoas deste país eram todas bandidos. O que eu deveria fazer agora? Me diga Deus! Um homem》』

（つづく）